見出し画像

できる快感

幼年期・・・日々できることが増える。
自転車に乗れる。九九ができる。ローマ字が読める。電車にひとりで乗れる・・・
それが快感であった。目が輝いた。

老年期・・・できないことが増えていく。
新聞の文字が見えない。全力疾走が遅い。英単語が出てこない。・・・
積み上げてきたものが崩れていく。それは受け入れがたい喪失感と無力感をもたらす。瞳がうつろになる。

ダイヤモンド社「小学生がたった1日で19✕19までかんぺきに暗算できる本」小杉拓也著 を実践してみた。

できた。筆算の半分の時間で正答率も上がった。
久しぶりに「できる快感」を味わった。

まだまだ、知らないことはたくさんある。
できるを増やしたい。
役に立つとか損得勘定ではない。
ただただ、気持ちがよいのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?