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「コミュ力なんて幻想だ」南直哉さん、その真意は?(No. 954)

 考える人 メールマガジン
 2022年3月17日号(No. 954)

川添愛×高野秀行
「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」

理論言語学で博士号を取得し、『ふだん使いの言語学』(新潮選書)をはじめとするさまざまな著書で「言語を観察する」方法を披露している川添愛さん。かたや、アフリカや南米、東南アジアなど世界の秘境で数々の言語を習得してきた経験を持つ高野秀行さん。

一見、まったく別のやり方でことばに触れてきたように見える二人ですが、その言語との接し方は

・暫定的に法則を設定して、それをアップデートしていく
・規範的な言葉遣いより、現実で話されていることを基本にする

と、驚くほど共通しています。

お互いのファンだったという二人の初対談では、それぞれのフィールドで観察してきた「ことばの謎」について、リモートで熱く語っていただきました!

前編 「正しくない」方が面白い!?

後編 「は」か、「が」か?――それが問題だ


ヤマザキマリ×清水克行「歴史は民衆によって作られる」

室町時代という「最も日本らしくない」時代の庶民を生き生きと描いて話題となった『室町は今日もハードボイルド』。

著者の清水克行氏は、『テルマエ・ロマエ』や『プリニウス』で古代ローマの生活文化を描き続けるヤマザキマリ氏にずっと親近感を持ってきたという。

一方のヤマザキマリ氏も、清水氏の同書を「思い込みや予定調和から解放される本」と絶賛。

中世日本と古代ローマをとおして人々やその生活文化について考え続けてきたお二人が、コロナ下の日本と世界について縦横無尽に語り合いました。

前篇 室町時代は「自習の時間」?

後篇 『テルマエ・ロマエ』と『タイムスクープハンター』の意外な共通点

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少しずつ、でも確実に変わりゆく日々


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