音ゲーとSTGは割と近いジャンルじゃない?って話

最近STGにどハマりしてる弐寺勢のかに川桐也です。この記事ととあるソシャゲを推したいが為にnote始めました。

1発目の記事は「音ゲーとSTGは割と近いジャンルじゃないか」というもの。
一応自分は「beatmaniaIIDX」(以下、弐寺)をメインに遊んでいるので上から降ってくる多レーン系の音ゲー(弐寺やボルテ、プロセカなど)を対象にしています。太鼓の達人やjubeatは考慮しないことはご承知ください。

あくまでも自分個人の意見かつお前何言ってんだって内容ですし、文章をあまり読まない人間なので読みづらいと思いますが流し見程度に見ていただければ幸いです。


1.そもそものゲーム性の話

音ゲーは「音楽に合わせて上や奥などから流れてくるノーツが、判定ラインに重なったタイミングでボタンやレーンを叩き、クリアやハイスコアを目指す」ゲーム。(レーン系の場合)
STGは「敵が撃ってくる弾を避けつつ、敵を倒しステージクリアを目指す」ゲーム。

2つの共通点として「どこかからか何かが流れてくる」という点。
違いとしては対応の仕方が変わってきます。

音ゲーの場合、流れてきた場所に対応したボタンを叩く必要があります。
そこで必要なのが「譜面を見切る」能力。
弐寺だと地力が上がったなと思う瞬間は大体譜面が見えるようになってきたという場合が大半だと思います。
他の音ゲーでも高難易度クリアする瞬間は譜面が前より見えると感じるでしょう。
操作や精度がボロボロでも、「譜面を見切る」という能力があれば大抵どうにか出来ます。

対してSTGの場合、どこに間が空いてるか、どう弾が流れているかなどの「弾を見切る」能力が必要になります。
STGを攻略する時に敵の出現位置や弾の出し方などの情報を踏まえた上でいわゆるパターンというものを作っていきますが、怒首領蜂や虫姫さまなどの一部のSTGはランダムに弾をばらまく敵がいるので完全にパターン化するのは難しかったりします。
そのランダム弾やボムがない、パターンが崩れたなどの頑張らなきゃいけない場面で「弾を見切る」能力が必要になってきます。(ボムがあるゲームならある程度すっ飛ばせますが)

2つとも「何かを見切る」能力が必要になってくるわけですね。叩くか避けるかの違いです。

ついでに最近の音ゲーはリアルタイムでスコアを競うモードがあったりしますが、基本的には両方とも「ゲーム対プレイヤー」というところも共通点として挙げられます。

2.パターンについて

先ほどもチラッと出てきたパターンという単語
先に言ってしまえば「どちらもパターンゲー」と言えます。

とあるゲーセンの店長が「究極のパターンゲーは音ゲー」という事を言っていました。この記事を書くきっかけになった言葉です。
確かに同じ曲の同じ難易度であれば譜面の降り方は変わらないですし、譜面を崩す機能を使っても叩くタイミングは変わりません。
という事は叩きづらい箇所や難所は研究することができるという事です。
実際にソフラン(スクロール速度が変わる事)だと、どこでギアチェンするかとか考えた方もいるはずです。

対するSTGも基本的には敵の出現箇所や弾の出し方は変わりません。
ここにいれば敵をすぐ倒せるとか、こうすれば弾を避けやすいなど研究することで自分なりのパターンを作っていきます。

つまり、2つともやってる事はそんな変わらないという事です。
ただ、音ゲーに関しては「そんなことしてないよ」という人もいるでしょう。

ここの違いとしては「見切る能力の比重の違い」が挙げられると思います。

音ゲーの場合、先ほども書いたように見切る能力があれば大抵の場合はなんとかなります。上手い人だと初見でフルコンボしたとかはザラにありますし、
ゲームによっては譜面を崩せるので苦手な所を運でどうにかするという手段も使えます。
音ゲー全般に言えることですが、好きな曲を選ぶシステムもポイントの一つ。
苦手な曲は後回しにする、そもそも触らないみたいな回避出来るところもあるので、上達しなくなってきたら別の曲に逃げるなんてことも出来ます。
また、1曲遊ぶのに2分位で済む上に、覚えなくちゃいけない箇所もそこまで多くないです。
まあ、何も考えなくても比較的遊べてしまうという事ですね。

STGの場合、簡単に言ってしまえば壺男です。
自分なりの回答を見つけないと先に進めない場面というのが多々存在します。
大体のSTGは難易度が固定、ステージ構成も固定のゲームがほとんどな為、被弾しやすい場所はどうにかして避けやすくように動いたり、どうしてもだめな時はボムですっ飛ばす決めボムなどの手段を考える必要があります。
少しでも生存率を高くするために研究しないとクリアが難しいということですね。
また、大体5ステージ位覚えなくちゃいけないので約30分、2週目あるゲームなら1時間位覚える必要があったり集中しなくちゃいけないというのも難しくしてるポイントかなと思います。(もちろんゲームによります)
ただ、一応言っておくと1ステージあたり5~10分位で終わるので、段々難しくなってく曲を攻略していると思えば音ゲーとやってる事は変わりません。

3.動画勢、配信勢について

ここからは音ゲー勢、STG勢にとって耳が痛い話。
簡単に言ってしまえばどちらも「なんかすごい事なんだろうけどよく分からない」というお話。

皆さん、特に音ゲーマーはこんな経験ないでしょうか。
個人的に大した難易度をやってないのに「なんでこれ出来るの?」と。

大体は早いハイスピのせいだったりしますが、この部分は案外慣れの問題だったりします。
音ゲーマーにとってスクロール速度を見やすいスピードまで早くするというのはある程度常識ではあるのですが、知らない人からするとなんで早くしてるか分からない、そして微妙に伝えづらいの所があります。

そしてここからSTG勢も含めた話。
動画だと特に「難しい所のみが注目される」という点。
音ゲーなら最強楽曲、STGなら真ボスなどなどインパクトが強い所に注目されがちです。
あまり下の難易度や中間の難易度を取り上げない、表に出てこない為、知識のない人が見ても「難しそう」で止まってしまうと考えています。

さらに2つとも場面が大きく変わらないという部分があります。
わかりやすい違いとしてノーツの量増えたとか弾の量増えたとかその程度。
実際はこんな工夫をしてるんだよ、と言ってもやってない人からすれば伝わりづらいのが現状です。
だったらルールが分かりやすい格ゲーとかFPS見るよねって…

要は、派手なゲームが増えてる一方で音ゲーもSTGも地味という事と、難しい所が表に出過ぎてて触る前から手を引いてるという事です。
新規勢を捕まえられない理由は正直そこなんじゃないかと考えてます。

4.おわりに

色々情報が散らかった気がしますがいかがだったでしょうか。
割と音ゲーとSTGって共通点多いよねって話でした。
読みづらくても初投稿って事で許してください…

最後にこれだけは伝えさせてください。
音ゲーは多少の慣れは必要だけど誰でも遊べるゲーム
STGは知識を付ければ誰でもノーコンティニューを十分狙えるゲーム
そして2つとも実力にあった難易度が選択できるので本当の意味で誰でも遊べるんだぞ、というのは伝えておきます。

基本的に必要なスキルは片方やってたら見切る能力はある程度身についてるはずなので、もう片方の知識をある程度覚えれば十分遊べるようになるはずです。

そしてなにより
音ゲーであれば高難易度クリアできたとかこの段位取れたとか
STGであればこのゲームノーコンティニュー出来たとか
目標を達成できた時は相当嬉しいですし、やっててよかったって思えるジャンル達だと個人的に思ってます。

この記事が誰かに刺さるかは分かりませんが、新規開拓の懸け橋になればと思います。


こう考えると2つとも割とスルメ系のジャンルだな…

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