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旅の準備が始まっています

今年(2023年)来年(2024年)の2年間で、還暦過ぎの夫婦がE-bikeでの日本一周を目指します。

期間は、それぞれ3か月。

今年は、神奈川の自宅から北をぐるり、来年は、南を沖縄まで走って神奈川の自宅に戻ってゴール。

トータルで半年間での日本一周となります。


相棒となるE-bikeのご紹介


今回は、今回の私たちの相棒となるYAMAHAのE-bike(電動アシスト付き自転車)をご紹介します。

かんいち号(WABASH RT)

セレスタイトブルーのグラベルバイクWABASH RTは、夫のかんいちが昨年も日本縦断で乗ったもので、今回もかんいち号。

※グランベルバイクは、走る場所を選ばないオールラウンドタイプの自転車
※セレスタイトブルーは、スペイン語などでは「空色」という意味


ヒロコ号(CROSSCORE RC)

フレイムオレンジのクロスバイクCROSSCORE RCは、ヒロコ号になります。

※クロスバイクは、まっすぐなハンドルが特徴の日常使いにも適した自転車
※フレイムオレンジは「情熱」という意味もある、赤みがかったオレンジ色


カッコいい自転車にちゃんとついていけるように、ヘロヘロな姿ではなくカッコよく乗りこなしたいところですが、さてさて、どうなりますか。

装備についても、少しずつご紹介していきたいと思います。


旅の計画はいつ生まれたのか


そもそもですが、この旅の計画っていつ生まれたんだろううって思って、少しばかり振り返ってみようと思います。

私たち夫婦は、ずっとバイクで世界を旅していました。

ふたりで旅した最後は、2004~2008年に電動バイクと250㏄スクーターでの世界一周でした。


その後、夫は日本の国道全制覇の旅を5年くらいかけてやっていました。

そんな中、2015年にバイクで愛知県を走っている時に心筋梗塞後になり緊急手術をした夫。

そこからは旅から離れた生活をしていました。


そして、心筋梗塞から5年以上経ち60歳を迎えようとしたときに、もう一度旅という形でチャレンジしたい、という気持ちが大きくなったようです。

病院の先生にも相談してOKが出たこともあり、旅の計画が進んでいきます。

それも、今までのバイク旅ではなく、自分の体を使った自転車での旅を選ぶところが、かんいちらしいというか、変態です笑。


そして昨年(2022年)、E-bikeでの30日間で3,700kmを走り切って日本縦断を果たしました。

昨年の旅の様子は、「かんいち旅チャンネル」として動画を公開していますが、毎日休みなく走り続けるかなりハードな旅にも関わらず楽しそうです。


一方、私の方は、普段全く運動もしていないし、自転車で長距離を走ったことなどなく、旅とも15年は離れています。

でも思えば、E-bikeで一緒に旅するというのは、夫の中では数年前から計画されていて、私はじわじわと洗脳されていたのかもしれません…


E-bike初体験


あれは、2020年12月の結婚記念日旅行に伊豆に行った時のこと。

宿でレンタルして2日間サイクリングしたのが、E-bike初体験でした。

あの時、夫はルンルンで旅行を計画していたけれど、その頃から旅に行くことを思い描いていたのかもしれません。

たぶん、そこにはまだ一者に走る私の姿はなかったとは思いますが、かんいちは私の反応をチェックしていたのではないかな。

川沿いの道はのんびり走れて気持ちがいい
坂道ではE-bikeの威力に驚きました
その土地のおいしいものを食べるのも楽しみ


私も旅自体は好きだし、自転車には子供の頃から乗っている。

でも、私にとっての最初のハードルは、このスポーツタイプの自転車に乗ったことがほぼない、ということです。

そこにあるのは、怖さ。

足がつかない = 止まった時の安定が悪い = 不安 、なんですよね。

ママチャリと違ってハンドルとシートの間のフレームが邪魔で気軽に降りられない、というのがどうも気になる(この感覚わかるかなぁ)。

そして初のE-bikeは、スタートの時にぐっと押されるような感覚があって、走りはじめにドギマギ…

最初は、どうなるのか不安いっぱいのスタートでした。


がしかし、慣ればやっぱりラクチンなのです。

なにより坂道を登った時の感動といったら、素晴らしい。

こんな坂、アシストがなければ絶対に自力では登れない、という坂道もぐいぐい行ってくれて、それは感動でした。

あと、私は普通の生活を垣間見るのが好きなので、港町の裏道をゆっくり走れるのはなによりいいなぁ、と思いました。

車もほとんど走っていないし、自転車ならエンジン音もなく静かですしね。

川沿いの車が入れない道を走れるのも、自転車ならではです。


でも、この時点ではまだまだ一緒に旅に行くなんて発想は全くなかった私ですが、その後のお話は次回に。

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