ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

ダウンタウンを歩いていると、たまに気の良さそうな外人とかに話しかけられたりします。
内容はその都度バラバラなんですが、つい話を聞いてしまうことがあります。

もちろん普通に困ってる人の場合もあるんですが、詐欺ってパターンも結構ありまして。

日本人は優しいのでしゃべりかけられると、つい話を聞いてしまいます。

ましてや英語が少しわかるようになったら、嬉しくてつい話を聞いてしまう。

「細かいところまではわからないが、なんだか困ってるっぽい・・・断りたいけど断りにくいな・・・」みたいな感じで押し切られます。

これで僕の友人は、カナダに来て半年目くらいで２０万くらい詐欺られてました。

図書館で勉強してたら声をかけられて、こちらに来たばかりで現金が引き出せなくて困ってるとかなんとか。直接銀行に振り込むから現金を貸して欲しいとかそんなんだったと思います。

実際はもっと上手に信用させて巧妙にやるんだが、あれよあれよと言う間に現金を取られていました。

いやー相手は百戦錬磨なんで上手いですね。
その友達も用心深い方ではあるんですが、英語でまくしたてられて判断力が低下したんだと思います。

自分は大丈夫って思ってる人でもやられてしまうんですね。

別の友人は募金か青年協力隊基金みたいなのに引っかかって、サブスクで募金させられそうになってましたね。

サブスクで募金って普通に考えたらそんなことある？って思うんですが、実際にあるんですね。

早くその場から立ち去りたいけど、適当にあしらえなくて、ついサインしてしまった感じです。金額が絶妙に安いのでまぁいいかなぁみたいになったんだと思います。
さいわい解約がすぐできたのでよかったですが、ほんとに募金がちゃんとしたところに回ってるか分かったもんじゃない。

他にもいろいろ詐欺はあります。
例えば、こっちではメルカリの代わりにFacebookマーケットプレイスというところで物を売買するのが多いんですが、これもかなり詐欺が多い。
カナダでは小切手やe-transferという送金システムが便利なのでみんな使いますが、これを利用した詐欺だったりが多いです。

先日も２人ほど友人が詐欺られそうになってギリギリで気づいてセーフでした。銀行のログイン・パスワード全部持っていかれるところでした。
こういうのは現金のみのやりとりが無難そうです。

また携帯にかかってくる９０％の電話は詐欺電話なので、電話はめったに出ないって人が僕の周りでは結構います。

家探しでもあります。
日本と違って不動産屋で探すって感じではなくて、これもFacebookマーケットプレイスとかを使って自分で探します。

内見に行って気に入ったから手付金のお金を送ると、実はその時にあったオーナーを名乗る人は実はAirbnbで借りてるだけで部屋は別の人のものだったとか。

多い手口としては、今旅行や仕事で街から離れてて会えないみたいなことを言ってくるのがパターン。ちょっとでも「ん？」って思ったら慎重にいきましょう。そして周りに相談しましょう。

というわけで

なのでこれから海外に行く、もしくは来たばっかりの人は気をつけていただきたい。そして慣れ始めで英語がわかるようになった時が一番やられますから。

道端や外出先で気軽に声をかけてくる人は気をつけてください。

とはいっても、せっかく外国に来ているんだから交流しないともったいないのはあるので難しいところではあります。

とりあえず、そこらへんの人をすぐ信用しない。
ノーをちゃんと言う。押し切られない。

あとは周りの人に相談したり、状況を聞いてもらう。それですぐ詐欺だって分かる場合もあります。

自分の身は自分で守りましょう。

ではでは。