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文学フリマ大阪11へ。


もう一週間近く経ってしまった。
皆さんの文フリのnoteを読むのが楽しくて自分がまだ書いてないことを忘れそうになったカニです。

文フリ会場へ電車で30分ぐらいにも関わらず、昼からの参戦になったのは、着ていく服が当日朝まで決まらなかったのだ。
もう9月だというのに、まだしぶとく暑いので、なかなか着る服が難しい。
ロングのワンピースの上に半袖のニットを合わせたけれど、暑すぎて無理!となり、結局これなら大丈夫という半袖の丈の短い黒Tシャツを合わせた。
靴は迷ったけど、スリッパサンダルは長いスカートを引きずりそうだったので、もう少しヒールがあるローファーに。

最後まで迷ったバッグは、学生時代フィレンツェで購入したFureonというブランドのものに。正確には私が他のバッグを購入した翌年に、妹が行った際に購入したもの。個性的なバッグだが、壊れやすく、このバッグも両端に鉄で出来た渦巻がついていたけど取れたのだった。
ほとんど使わなかったバッグが20数年ぶりに息を吹き返し、バッグも日本に来てよかったと喜んでくれているだろう。

帰りの電車にて

ウミネコブースに行くためと、とき子さんの新刊を購入すべく天満橋OMMビルを目指す。
文フリ大阪の公式HPには、天満橋と天満は全く違う駅です!お間違いのないようにと書かれている。拍手だ。めちゃくちゃ似てるので関西に土地勘のない方は間違えそうになるだろう。

OMMビルの地下、サンマルクカフェという近所にもある店で10分ほどで昼食を済ませ、13時30分に会場入りした。中はちょうど良いぐらいの人。5月の東京文フリは、本当に人でごった返していたし、会場も大きくて2つに分かれていたので大阪は随分コンパクトに感じた。

ウミネコブースととき子&つる・るるるブースは隣同士。見つけた時には、わぁ!と歓声を上げてしまった。それは、今までオンラインでやりとりはあっても、リアルでお会いするのは初めての方がずらりと並ばれていたからだ。ウミネコ編集長のぼんらじさん、dekoさん、穂音さん、そしてMarmaladeさん!そしてチェコからKaoruさん!そしてその後、あの渋い良い声の持ち主いぬいさんも北海道からの登場!!とワイワイが止まらなかった。

ウミネコの表紙の羊毛フェルトの実物が!

つる・るるるさんととき子さんは共著でぬか漬けの冊子も作っておられ、Kaoruさんは素敵な絵を担当。なんとも個性的でユニークで一度見たら忘れられない絵を描かれる。

黄色が映えるブース

紫乃さんも登場し、すまスパの録音がその場ではじまるという臨場感!
めちゃくちゃ楽しい。テンションが上がる。何から話していいやらで、お菓子をもらったので、そうそう、私も用意してきた!とお菓子を配る。

服は決まらないが、前日にお菓子はこれにしよう!と思い立ち買いに走った。
生駒の銘菓「高山製菓」の「ころもち」である。こちらのお店は生駒市高山町にある工場直売での販売と通販のみという今時ありえないぐらい強いこだわりを持ったお店。工場販売は現金のみ。

第3駐車場まであり、次から次へとお客が絶えない人気店だ。みのもんたのどっちのケンミンショーで紹介されたこともある。

小分けの袋に入れて持参

前回の東京文フリでは、奈良が誇る「中川政七商店」の奈良限定ふきんや、菊屋の饅頭をお土産に持って行ったのだが、もうちょっとカジュアルな方が良かったのかも、と思ったのだ。


帰ってから頂いたお菓子を食べるのはすごく嬉しい時間だった。やはりご当地のお菓子は良いなぁ。

話しは逸れまくったが、ウミネコ第2号、実はこの時はじめて実物を見たのでドキドキだった。(前回の記事でも触れたように「ウミネコ第2号」に4ページ寄稿している。)ここはちょっと下に行き過ぎてたな、と反省点もあったが、自分の作った誌面がこうやって本になっているのは感動しかない。制作は何か月かかかり、紆余曲折もあったけど、本当に勉強になった。ぼんらじさんありがとう!!
とき子さんの新刊とるるるさんとのぬか漬け冊子を購入し、SHIGE姐さんのブースへ。ここでは、闘病記の冊子を購入。婦人科系の病気での闘病体験が、ノートみたいな冊子に4コマ漫画交えてとても分かりやすく書かれている。

SHIGE姐さんのこの本、めちゃくちゃ良かった!!

実はここ最近、人間ドックで思い切り引っかかったのだ。子宮頸がんの検査をした際に、筋腫が2つできていて子宮も少し腫れていると言われたのだった。若くてしっかりした女医さんは、かなり焦った様子で、今日MRIの予約をして帰って下さい!と言った。子宮頸がんの検診は毎年行っており、その都度筋腫は出来てませんか?と聞いているのだが、綺麗、と言われていたからだった。いつもは個人病院へ行っているが、今回はドックなので総合病院に来ていたので、診てもらって良かったと思った。
先生は癌かもしれない、と思っていたよう。翌週MRIで問題なし、となり心を撫でおろしたばかりだった。


他にも、ウイーンをめぐるゲームブックや、編集者が書く往復書簡のエッセイ、京大総合人間学部の同窓生で作る本、田植えの可愛いイラストのポストカードなどを購入した。


他にも、碧魚 まりさんやジェーンさんともお会いし、コメント欄でお名前を拝見するぐらいだったので、帰ってから慌ててフォローした。

出版業界が厳しくて本が売れないと言われる中でも、まだまだ創作に熱中する人、紙で本を読みたい人たちの熱気が伝わり、こちらまでほくほくした気持ちになった大阪文学フリマだった。


皆さんのリンクを貼る時間がなく💦このままアップしますが、貼れたら貼りたい!
本当にごめんなさい🙏

さて、明日は6時のリムジンバスでお江戸へ向かいますよ。




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