反原発派の論理飛躍と視野狭窄

肩の荷が下りたのか口が軽くなった二人。
自らの政治責任を「原発の存在」に転嫁しているようだ。

>小泉「原発は故郷がなくなっちゃう代物だ。過ちを改める。これが大事なんだ、人間は」

水力発電も、湖の底に沈む集落の住民にとっては故郷がなくなる(しかも事故が起こらなくても)。
また大震災の過ちは「津波を軽視していたこと」であって「原発を造ったこと」ではない。論理飛躍。

>小泉「時の総理が自然エネルギーを活用して原発ゼロにしようと言えば、ほとんどの国民は賛成してくれる。」

言葉を替えればこうなる☞「時の総理が自然エネルギーも原発もバランス良く活用しようと言えば、ほとんどの国民は賛成してくれる。」

>菅「自分の国の中で原発事故が起きれば、核爆弾を落とされたと同じ。こんな危険なものをなぜ今の政府はやめようとしないのか」

自動車事故でも年間数万人が死傷している。これも毎年、爆弾を落とされているようなもの。
原発以上に危険なものを政府がやめようとしないのは、端的に言えば、そこにデメリットを上回るメリットがあるからだ。原発も同じ。


このくらい浅慮でも首相になれるということは、以前はもっと深刻だった、ということだ。世界的戦争が1度や2度起きるのも不思議はない。
彼らも低水準教育の犠牲者。
義務教育で哲学や心理学を教えないから先見力協調性適応力自制心倫理観論理力EQ各種リテラシー問題解決力等が低くなる。

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