夏とおじさんの本番


 今年も変わらず、夏の時期は体調がすごく悪い。


 毎年同じくらいしんどいのだが、いつのまにか夏を終えて生活が続いているので、今年も死ぬほどしんどいけどまあしんどいなりに時間が過ぎるのだろうなと思いながら、過ごしている。

 体調悪いとネガティブになりやすいからなのか、いよいよ本番なのかはわからないんだけど、、、

あのさぁ、自分がおじさんになっていくこと、しんどすぎない!?!?!?


 このブログを書き始めたのは32歳で7年くらい前なんだけど、
その時ですら、世の中にキモいおじさんが多すぎて、自分もその中に取り込まれていることの気持ち悪さを嘆いていた。

書き進めるうちに、おじさんという言葉を全員で悪い意味にしすぎたせいでおじさんの側も自分を大事にすることを放棄しなくてはいけなくなっていることに気がついたりしているが、
ただでさえ、7年間もおじさんや自分がおじさんになっていくことに苦しさを感じているのに、僕はこれから40歳になってさらに、名実共におじさんの本番がやってくるの、もう恐ろしすぎる。

 というか、あんなに悪いものにしておきながら、男の人生におけるおじさんの期間長すぎないか?
なんか、20歳になって年金受給資格を初めてみた時みたいなイメージだ。え!まだ働いてもいないのにこれから25年も払うの?長すぎないか!?みたいな感じ。それに近い。

長すぎる。僕は割と早めに(32歳)からおじさんと男性の自分の嫌さを自覚していたので、考えすぎて、考えきってもう疲れたなと思ってるんだけど、このあとさらに本番が待ってるのもう嫌なんだよね。

おじさんの中には良いおじさんもいるから良いおじさんになろうとかそういう話じゃなくて、今までは「スタイルが良い」(好印象)だったのが、何の前触れもなく「理由不明ガリガリ中年」(恐怖)に変わるっていう現象の話をしてる。もう体ついていかないよ。

◯読んだ本
周司あきら・高井ゆと里「トランスジェンダー入門」
シーラ・シェフリーズ「美とミソジニー」
朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」
アンディ・ウィアー「火星の人」
小田雅久仁「禍」
平山夢明「俺が公園でペリカンにした話」
森山至貴×能町みね子「慣れろおちょくれ踏み外せ」
赤松利市「藻屑蟹」
村上靖彦「客観性の落とし穴」
小田雅久仁「増大派に告ぐ」
李琴峰「生を祝う」

サブウェイのアボカドベジー食べます