ブログ引越し

「おじさん」が何故こんなにキモいのか考えていたら男性と自分の既得権に思い至って、以降解明も進展もせず同じところでずっと停滞しているのがこのブログです。


◯LINEブログ
 LINEブログという、金をもらって記事を書いている芸能人か、世間との接続の仕方がわからなくなってしまった孤独な中年しかいない場所で6年くらいブログを書いていたが、サービス終了に伴いnoteに記事を引越しさせた。
 LINEブログはもうメディアとしては本当にどうしようもなかったけど、書くという行為に付随してしまう崇高性からの「ほど遠さ」が、逆にどんな下品なものを書いても構わないという居心地の良さになっていて、楽しく続けていた。

 LINEブログを他のサービスに移行させるには、2023/3/30までに、「◯◯ブログに引越します」というタイトルで、引越し先へのリンクを貼った記事を投稿しなくてはならないというルールがあり、僕は煩わしくもその通りにしたんだけど、LINEブログのユーザーたちにはなかなか難しかったようで、「引越します」という宣言ひと言と自撮り写メだけ載せて何も書かないおじさんや、「長年書いてきたこのブログを潰すなんて許せない❗️ こらえんぞ‼️」という憤りのまま憤死していったおじさん、などその終末期は味わい深かった。

◯手順
 運営からの手順に従って無事にnoteブログに引越ししてきたんだけど、過去に書いていた記事が全て「下書きに入る」という移行なのはキツかった。ひとまずハッシュタグを付け直してひと記事ずつ公開するというところまではやったんだけど、記事内のリンクを直す作業が面倒すぎて、困っている。 

 引っ越しに伴い過去の記事をざっと読んでみたんだけど、僕はいったいいつまで「おじさんと男性と自分と性欲」について考え続けるのだろう。
 あと、スタバに行った時に感じたことがよく記事になっていて、僕はよくスタバに通っているのだと思った。
 スタバの新作でもみてみようと思って #スタバ   を検索すると、

鼻息荒いおじさんがキモかったけど、おばさんだとわかってキモくなくなったのは何故かみたいな記事


がヒットしてくるのは熱いと思う。 
あと自分で書いてて全く忘れてたんだけど、
仕事での宿泊先に風呂が一つしかなくて、男女のチームがどういう割り振りで風呂に入るか揉めた話

も思い出が伴って面白かった。しょうもなさすぎる。


◯読んだ本
溝口敦 鈴木智彦「教養としてのヤクザ」
石川善樹「考え続ける力」
鈴木智彦「サカナとヤクザ」
Z李「飛鳥クリニックは今日も雨」
エルヴェ・ル・テリエ「異常【アノマリー】」
村上春樹「女のいない男たち」
桐野夏生「柔らかな頬」
柚木麻子「BUTTER」
小鍛冶孝志「ルポ 脱法マルチ」
劉慈欣「三体Ⅲ  死神永世」
円城塔「これはペンです」
田崎基「ルポ・特殊詐欺」
貴志祐介「罪人の選択」
南綾子「死にたいって誰かに話したかった」
近藤康太郎「三行で撃つ」

サブウェイのアボカドベジー食べます