飲食店で働いていた頃のこと

トレーで商品を運びお客様にお出しする際に
どうしても静かに置けずガチャンと音を出してしまう後輩がいました
　
　
　
スポーツクラブで働いていた頃のこと

くしゃみをしただけでとか
下に置いてある少し重い荷物を持とうとしただけで
ぎっくり腰になってしまったという方がいました
　
　
　
内容は少し違えど
どちらにも共通してお伝えしたのは
最後にちょっとだけ“力を入れる”ということでした
　
　
　
お皿を置く寸前に
指先に少し力を入れるだけで静かにものを置くことはできたりしますし

反動をつけて何かをするときに
少しお腹に力を入れてお尻をきゅっと締めるだけで防げるケガってあったりします

扉や窓を閉める時だってそうかも知れません
最後にちょっと抑えるような力を入れてあげるだけで
ガチャンとかバタンとはならなかったりする
　
　
　
そして行動だけではなく
心の持ち方や言葉のやりとりといったものもそうなんだと思うことがあります

ちょっとした挨拶だったり
ちょっとした感謝や謝罪だったり
最後に添えるほんの一言だったり

生活の中の様々な部分での“ちょっとした力”が
自分や相手に優しくしたり守ったりすることになることがあるかも知れません

苦にならない程度に
見直してみたり意識してみることも大切です。

https://sakakibara.counseling1.jp/2023/12/07/a-little-power/