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優雅に過ごしたい時もある

 時間は私に厳しい。朝まだ寝たいのに、時計の針を早めてるのかってくらいあっという間に起きる時間になるし、遅れちゃいけない授業の日に限って電車が遅れて私を焦らせる。そんなに遅く歩いたつもりないのにむしろ小走りしたのに気づいたら授業開始時刻になってて、そろりそろりと教室の後ろから入る。大学とはいえ一応気まずい。
教授の視線を感じる瞬間はいつも、"悪気はないんですよー"という顔をしとく。
こんな生活をしていたら、心のゆとりなんてもてやしない。それでも私は、生活の隙間隙間に"優雅"を取り入れて心のゆとりを保っている。
例えば、授業とバイトの間に時間ができたら喫茶店かカフェに出向いて一杯のカフェラテを飲みながら本を読んでみる。また、夜お風呂に入った後お気に入りのパジャマに着替えてニュース番組を見ながらアイスを食べる。このほんのちょっとの時間で私は優雅な気持ちになり、自分の人生を愛せるようになる。高貴なお方からしたらどこが優雅なんだと怒られそうだが、私にとっては最大限の優雅で至福なひとときであることはこの先変わらないだろう。というか変わらないでいてほしい。
                 はなり

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