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【採用サイトをつくるコツ①】取材対象者選びを大切に

企業の採用ウェブサイトやパンフレット制作の仕事がここ数年増えてきました(また、媒体社からの仕事もしています)。
その経験から、より良いサイトやツール作りのコツをお知らせしたいと思います。

本日のテーマは、スタッフを取材して掲載する際に
『取材対象者選びを大切に』するということ。
これは、単に優秀なスタッフを選べということではありません。
そのスタッフを取り上げることで、会社や職場について伝わる、仕事の魅力が伝わったり、読者に「ここで働きたい!」と思ってもらうこと。これが大切なのです。

ですので、人選でまず大切にしたいことはこの2つ。
1.伝えたいことを語れるスタッフであるか(会社の良さ、仕事のやりがい、仕事での経験など)
2.(そのコンテンツの方向性や、媒体社などの企画があれば)企画にマッチすることを語れるスタッフであるか

取材を行うインタビュアー(代理店や制作会社通しでOK)に事前に知らせたいことは2つ。
1.何故その人を選んだか
2.記事で伝えてほしいことは何か(具体的にするとなお良し!)

以前、こんなことがありました。
新入社員で見た目が良く、話すのも上手な社員がいるから彼を取材してほしいと。
でも、実際に取材してみると、まだ研修しか経験しておらず語ることがあまりない…。もちろん研修について語ることも必要かもしれませんが、その企業は若手が仕事にどんなやりがいを感じているかを出したいということ。
私は呼ばれて行くだけの立場でしたので、あまり事前情報ももらえず、取材に行ってみてからこんなアンマッチが起こりました。
(学校案内なども含めてそんな経験は多数です…できるだけ事前に相談・お願いするようにはしています!)

取材対象者の見た目も大切な要素です。
それが「こんな素敵な先輩がいるなら、この会社で働きたい!」という想いにつながるから。
でも、それが最も重要なことではないと私は思います。

“言いたいことを伝えるため”に、どのスタッフに取材をお願いすれば成り立つのか。より良いサイトが作れるのか。
それについては、実際に制作する代理店や制作会社などともよく話し合っていただければと思いますし(制作するパートナー選びも大切ですよ)、
事前に取材対象者に渡す「ヒアリングシート」についても早めに作ってもらい、渡すと事前準備ができて良いと思います。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
次は、「ヒアリングシート」について書いてみようかなと思っています!

石原かんな

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