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せわしない日常の中でのHygge(ヒュッゲ)の大切さ【デンマーク滞在記②】

デンマーク滞在記の②になります。

数年前、1ヶ月弱デンマークに滞在しました。
(田舎の方で2週間・コペンハーゲンで1週間ほど)


本日は、その中で大きく影響を与えた経験である
Hygge(ヒュッゲ)について書いていきたいと思います。


学校での Hygge(ヒュッゲ)を体感して


皆さんは、Hygge(ヒュッゲ)という言葉を知っていますか?

ヒュッゲとは?

ヒュッゲは生活や暮らしにおける
 「居心地よい空間」や「快適な時間」
     を表すデンマーク・ノルウェーの言葉

Wood Wokers(2021)
『ヒュッゲとは?北欧の生活から学ぶ居心地よい空間や快適な時間を過ごす方法』

とあります。


具体例としては、下記のようなことが挙げられるそうです。

・家族が揃って一家団らんで食事する

・早起きして爽やかな気持ちで近所を散歩する

・アロマを焚きながら蝋燭の明かりで、落ち着いた時間を過ごす

・お気に入りのマグカップでコーヒーを飲む

・何気ない日常生活のお部屋を好きなインテリアで囲む

・家族や友人と一緒に過ごす時間を増やす

Wood Wokers(2021)
『ヒュッゲとは?北欧の生活から学ぶ居心地よい空間や快適な時間を過ごす方法』


これを見ると、
ヒュッゲという言葉は知らなくても
実際に行ったことがある方がほとんど
ではないでしょうか。


日常の何気ないことにもヒュッゲという名前を
付け、積極的に求めていく姿勢があります。

それが、デンマークは幸福感が高いとされる
理由の一つではないかと思います。


その姿勢は学校でも同様でした。

授業の途中や、授業と授業の間で、
先生が積極的にティータイムを
作ってくれていました。

もちろん、それは生徒だけでなく先生も一緒に
お茶を飲み、雑談を楽しんでいました。


そのため、先生との距離が近く、
人間性も感じられ、
日本で言われる「先生」とは感覚が違ったように思います。

(フォルケホイスコーレが試験や評価がないこと
が大きな理由かもしれませんが。)


このような学校でのヒュッゲを体感し、


「日常の中に落ち着ける時間を作ること」


の大切さを感じました。




朝に少し早起きして、紅茶を飲む。

それだけでも、自分は幸せだなと思える。


そんな幸せの実感があるからこそ、
せわしない日常の中で
人にも優しくできるような気がするのです。




私はそれまで勉強をしないといけないという
固定観念に駆られ、精一杯になっていました。


自分を追い込み、
時には勉強することをサボった自分に

「こんな自分なんて死んでしまえ」

と本気で思っていたこともありました。


ですが、ヒュッゲを体感し、
積極的に自分で幸せを作っていく心のあり方を
学びました。

それが、自分を追い込み過ぎることを抑制する
一つのきっかけになったように思います。


お忙しい日々をお過ごしの方も多いと思います。


ですが、そんな中で5分だけでも、
ヒュッゲを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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