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元カノの存在

午後15時、えい君と私、起床。
(おそ!!!!笑)

「おはよ」
「おはよう。二日酔いがすごい。」
「昨日結構飲んでたね。」

夢じゃないんだよな〜。
昨日携帯の通知オンから、衝撃の文面を見た私。

(かんにはバレないようにしろよ)

ずっとモヤモヤして落ち着かなくて眠れないかなと思っていたけど、
意外と私、神経図太かったみたい。即爆睡。笑

いやいやそんなことはどうでもよくて、ちゃんと話さないと。

「あのさ。ちょっと話さない?」
「なに?俺、頭痛い。笑」
「お味噌汁か何か飲む?」
「飲みたい」

「どうぞ」

お味噌汁を置いて。

「なに?話って。」
「お味噌汁美味しい?昨日作ったの。」
現実を受け止めるのが怖い私。本題に移れない。

「うまいよ。」

ふー。深呼吸をして。

「あのさ、最近高校のお友達と会ってるみたいだけど誰と会ってるの?」
「多分言っても知らないと思うよ。」
「男友達?」
「男友達もいたよ。なに。別に誰でもよくない?笑」

ちょっと動揺してる?
しかも気付いてしまった。

男友達もいたよ。

隠すならもっとバレないようにしてよ!!!!

「女の子もいたの?」
「え。あ、うん」
「なになに、その曖昧な対応。(笑)」
”冷静に。笑って誤魔化す。”

「いや別に。誰でもよくない?」
「誰でもいいよ?全然。なにも隠してないんでしょ?」
「え?なに?」
「なにも隠してないんだよね?」
「え、なに。何か疑ってる?」
「なんで疑ってるか聞くの?質問してるだけだよ。」
「昨日せっかく楽しかったのに、今の時間で台無しだよ。」

え、は?

もはや笑えてくる。

「”かんにはバレないようにしろよ。”って、友達から連絡きてたよね」
「携帯、見たの?」
「昨日えい君の携帯机に置こうとしたら通知が来て、見えた。」
「見たのと一緒じゃん」
「そうだね、見たのと一緒かもしれないね。
で、バレないようにってなに?」

・・・

「えい君?」

スッスッスッ

「何でえい君が泣いてるの?」
「ごめん。元カノと最近会ってて。」

「それで?」


現実では起きたくないけど、妄想の中ではこういう展開面白すぎるー!!(笑)
ていうか、元カノの存在って本当に、なんかもう、
”んんんんん”ってなるね。笑


かん

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