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■9月16日　本日の見出し
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パウエル議長講演を控え様子見ムード。
金融緩和の長期化を意識したドル売り、円買いも重荷に。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。

本日は日本時間の深夜に米FOMCの結果公表と
パウエルFRB議長講演を控えます。

今回は既に8月末のジャクソンホール会合で
8月下旬に2%超のインフレ率を容認する
「平均物価目標」を導入すると言及しておりますので、
内容は織り込み済みとの見方が多いですが
イベント前の手控えムードは見られそうです。

また、金融緩和の長期化を先回りして織り込み
為替が円高方向に進んでいることは
日本株の重しになるでしょう。

とはいえ、日経平均株価の
チャートを見ますと連続して陽線をつけており、
下値は堅い印象です。

景気回復への期待感が支えになっていると見られますが、
今後は、実体経済が順調に回復を見せることで
株価も一段高を狙う可能性が高いでしょう。

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■前日の海外概況
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15日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比2ドル27セント高の2万7,995ドル60セントと続伸。

15日発表の8月の中国の小売売上高が今年初めてプラスに転じ、
9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から大幅に上昇。

景気の回復基調を好感し、景気敏感株に買いが先行する展開となりました。

主力ハイテク株にも買いが続き、
ナスダック指数も続伸して終了しています。

『為替』

15日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円40銭～50銭近辺と円高に傾倒。

米連邦準備理事会（FRB）が16日のFOMCで
金融緩和の長期化を改めて示唆するとの観測から
円買いが優勢となりました。

『日経平均先物』

15日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比25円高の2万3,330円と続伸。

米国株高を好感する買いが優勢となりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：27,995.60　（+2.27）

・ナスダック：11,190.324　（+133.673）

・S&P500：3,401.20（+17.66）

・為替　ドル円：105.36-105.37（-0.38）

『国内』

・日経平均株価：23,454.89（-104.41円）

・TOPIX：1,640.84（-10.26）

・日経ジャスダック平均株価：3,568.2（+13.89円）

・東証マザーズ指数：1,152.34（+23.20）

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■本日の予定
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『国内』

日銀金融政策決定会合（～9/17）
8月貿易収支（8:50）

『海外』

パウエルFRB議長会見
米8月小売売上高（21:30）
米7月対米証券投資（9/17 5:00）

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■本日決算発表
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アスクル

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■本日の注目銘柄
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・【4395】アクリート

銀行預金の不正引き出しに関連して注目。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。