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「業績不振の真相!なぜ競合ばかり売れるのか?」:マーケティング・コンサルタントの つぶやき VOL.9

「あなたの事業の売上が滞り、競合が成功してしまう5つの理由」を「マーケティング用語」を使って説明すると、次のようになります。

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1)戦略の欠如または有利な戦略
一般的に、競争が成功している場合、競合が市場や顧客のニーズを正確に把握し、しっかりと明確な戦略を立てている可能性があります。業績が上がらないのは市場の変化や競争環境への対応が遅れ、変化が足りていない可能性があります。

2)技術革新や市場トレンドへの適応不足
成功している競合は、技術革新や市場トレンドに敏感であり、それに応じた製品やサービスを提供している可能性があります。業績が上がらないのは、新しい技術やトレンドに遅れが出ていて、顧客の新しい期待に応えることができない可能性があります。

3)製品品質やブランド価値の低下
売上競争が成功している場合、ユーザーは顧客に信頼される製品品質やブランド価値を提供している可能性があります。業績が上がらないのは、品質やブランド価値が低下していたり​​、ブランドの価値が足りなくなっている可能性があります。

4)組織内の問題
業績が上がらないのは、組織として問題に対処しきれていない可能性があります。組織文化の問題、意思決定プロセスの遅延、効果的なチームワークの欠如などが原因となる場合も多いのです。競合が成功している場合、彼らは組織を効果的に運営し、意思決定プロセスをスムーズに進めることができている可能性があります。

5)マーケティングや販売戦略の不足
競合が成功している場合、効果的なマーケティングや販売戦略を展開している可能性があります。競合の業績が上がっている以上、顧客の認知度や需要の喚起に失敗している可能性はないと考え、それを認めるほかありません。

以上の要素が、業績不振の原因として考えられる一般的な要素です。しかし、市場の状況や、企業の状況によっては他の妨げにも関与している可能性があります。企業内部の調査や競合との比較分析、顧客のフィードバックの分析など、総合的な反省と見直しが必要となります。

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この文章を読んで「ならば自分の事業のココを修正して改善すれば良いのか!」と即行動に移せる人。また「なるほど。うちの業績が上がったのは、ここに書いてある○番目と、○番目の項目が、きちんと改善されていたからなのか!」と思える人の業績は上がります。

そもそも「マーケティング戦略」というものは「自分の事業の欠点や短所に敏感になる」&「好調の競合の長所をリスペクトする」ということが大前提になっています。この「どちらか」が成り立っていない=「マーケティングではない」という話になってしまうわけです。


この投稿は、副業で「お小遣い程度の金額が、少しガンバって稼げれば良い」と思っている人たちへの投稿ではありません。「生きるための事業」として本気で「本業の売上を上げないと生きていけなくなってしまう必死になっている人たち」のための投稿です。

こう「念押し」しているのは「自分の事業が、うまくいかない人」=「マーケティング戦略を本気で導入していない人」ほど「競合の方が売れているけれど、うちの○○の方が優れている」などと言い出すからです。この時点で「マーケティング」では なくなっています。

結果「競合の事業の欠点や短所に敏感になる」&「売れていない自社の競合の長所を強調する」=「自分の事業の長所にばかり敏感になる」「好調の競合の短所にばかり目を向ける」という状態になっています。こうなると「反省」も「改善」も できません。

副業で「お小遣い程度の金額が、少しガンバって稼げれば良い」と思っている人たちならば「ワガママ」を通して業績が上がらなくても、本業の収入で、どうにか「やりくり」できるかもしれません。しかし、これが本業という話になると「死活問題」になります。

事業として行っているのであれば、その事業組織全員「自分の事業の欠点や短所に敏感になれる」&「好調の競合の長所をリスペクトできる」という状態に持ち込めない限り、いつまでも欠点の改善ができませんから、業績改善は見込めなくなってしまいます。

マーケティングを学ぼうと思うのなら「あなたの事業に「足りないもの」「やめるべきこと」を、個別にアドバイスできる人」から学んでください。病気でも「原因と対処方」がわからないお医者さんの治療を受けても治りません。それと同じ話です。

つまり「少々、耳の痛い話をしっかりとアドバイスしてくれる実績のある人」からマーケティングを学ばなければ業績は上がらない。「理論を一緒に学びましょう」などとキレイゴトを言う人からマーケティングを学んでも、あなたの事業の業績は上がらないのです。


「実績ある人」の見分け方ですが「セミナー参加者数何人!」とか、そういう「ひっかけ」に「ひっかからないように」してください。実績がある人なら「この人から学んで、これだけ業績が上がった」と、指導された人の紹介なり、推薦をしている人がいるはずです。

そういう「マーケティング指導を受けた セミナー受講者」なり「コンサル クライアント」なりからの 推薦・紹介がなく、やみくもに「私のセミナーには 何人が参加した」とか 言っている人の話は、正直「まゆつば」だと思っておいた方が無難です。

もうひとつ、確実な方法は「Amazon」などで「その人の名前」+「本」と検索をかけてみること。指導先の業績を本当に上げていたら、出版業界から「本を書いてください」とお声が必ずかかります。こういう第三者の評価があれば、ほぼ、間違いない。

検索をかけて、その人の書いた本のタイトルを見て「ビジネス系」で「業績が上がる系の本」が出てきたら「あぁ、この人は、業績を本当に上げていて、出版業界からも認められた人なんだなぁ」と思って、良いと思います。学ぶ相手を間違えないようにしましょう。

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