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暦と暮らし【大暑】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


こんにちは🍉暦の上では一年で最も暑い頃とされる大暑です。実際にはしばらく暑さは続きそうですね。

【大暑】

7/23~8/7

🌱大暑ってどんな季節?

大暑は夏の季節の中のラスボスです。とにかく暑い時期です。しかし、この次はなんと「立秋」です。
さらに、20日から夏の土用に入りました。疲れが出やすい時季となります。

🌱こんな不調に注意

まず、土用ということで、土の季節。土の季節はお腹のトラブルが深刻になりやすいです。
お腹を壊してなくても、なんかモヤモヤして悩みやすい、迷いやすい、衝動買いしちゃうとかも起こりやすいです。

これらは、お腹(脾)の性質に「思」というものがあるからと考えられます。「思」は字の通り考えたり色々思うことです。お腹の不調から思い悩みやすくなる…となります。

衝動買いは逆に思考停止状態ということですね。

🌱養生法

暑さ対策をしつつ、適度な運動とお腹をいたわってあげたいです。
お腹を休ませるために、消化の良いもので、少なめの食事が理想です。お腹も夏休みが欲しいです。
焼肉や鰻を食べたいときは、その前後の食事を減らしてバランスが取れると良いです。

暑いからといって冷たいものを食べるのは良くない…そんなことはわかっちゃいるけど、やめられない人もいると思います。

そんなときはまず、

・一口目をよく噛む(50回)
・スパイスなとで体を温める(ほどほどに!)
・アイスより果物を

など少しずつ対策できると、楽になります。

ちなみに、炒め物、揚げ物などの油物は熱性が強いので体に熱がこもりやすいです。
胃の負担だけでなく、余計に暑くなるので控えめに…!

🌱おすすめの食材3選

①甘酒
甘酒は夏の季語なので夏こそ甘酒です。栄養満点なので食欲不振の時に少しずつ飲むと良いです。砂糖無添加で冷たくないのがおすすめ。
②パプリカ
唐辛子の仲間で体を温める効果があります。黄色の食べ物は土性の色でお腹に優しいとされます。
③かぼちゃ
こちらも黄色で温性(体を温める)。オクラやナスなどと夏野菜カレーとして食べると美味しいです。

🔰お手軽版

☆揚げ物、炒め物を控える

料理は「茹でる、焼く、煮る」で油を控えてお腹に優しく!
頑張らなくても、レンチンやほったらかし系のレシピで簡単に作れるもので良いです🙆‍♀️



口癖のように暑い〜と言うようになりました。
こう暑いと、食欲がなくなります。
反対にもりもり食べれちゃうと言う方もいらっしゃると思います。

どちらも、行き過ぎは問題です。

病気になる前にケアしてあげたいですね。

土用中は焦らず穏やかにやり過ごせたら良いなと思います🌱

ここまで読んで頂きありがとうございます。
次は8/8【立秋】でお会いしましょう。

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