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暦と暮らし【小寒】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


あけましておめでとうございます。
新年最初のこよみは、小寒です。

【小寒】

1/6〜1/19

🌱こんな季節

暦の上では、この日から「寒の入り」となります。
節分までの30日間を「寒の内」といいます。一年のうちで最も寒い頃とされます。

🌱起こりやすい不調

胃腸の不調や、それによって起こる様々な体調不良が気になる頃です。

年末年始に食べすぎた、働きすぎた、遊びすぎた…など普段と違う生活で胃腸をはじめとして体のあちこちが疲れています。

そしてその疲れは、普段の暮らしが始まったころに出てきます…。

具体的には、疲れがとれない、食欲不振、下痢、やたら眠い、不安感が増すなどです。

🌱養生法

食べすぎた、普段と違うものを食べた…そんな時にはお腹のリセットが良いです。

食べすぎた人は、夕飯断食もおすすめです。

食事の内容もあっさりした和食がおすすめ。

パンやお餅は控えて、ご飯🍚をよく噛んで食べる。それだけでも胃腸は休まります。

1月7日に七草粥を食べるのは現代人にもぴったりの風習といえます。
七草じゃなくても、お粥はおすすめです。これもよく噛んで食べることで胃腸が休まります。


🌱おすすめ食材3選

①鯛(たい)
体を温める温性で胃腸を整えたり、補腎効果で生命エネルギーを養います。おすすめは、海苔と胡麻とかけて食べる鯛茶漬けです。
②春菊
さわやかな香りで食欲増進に役立ちます。鍋の具としてサッと火を通して食べると香りが残りやすくおすすめ。咳や痰にも良いとされています。
③かぶ
すぐれた整腸作用があり、疲れた胃腸をやさしく整えます。甘酢で漬けたり、スープにしたり色々楽しめます。


🔰お手軽版(まずはこれだけ!)

☆朝、味噌汁を飲む

日本の伝統的な発酵食品である味噌は胃腸にやさしくておすすめ🙌

インスタントでも良いから、朝の一杯に試してみませんか?

私は、味噌に鰹節とワカメと冷凍刻みネギのなんちゃってインスタント味噌汁を飲んでいます。
寒い冬はチューブの生姜を少し入れるとじんわり暖かくなります😊



2024年は大変な幕開けとなりました。
普段から養生しておくことで、心も安定しやすくなります。
大変なときこそ淡々と日々の暮らしを大切にしたいと思います。

さて、次はいよいよ二十四節気最後の【大寒】です。
2/20にまたお会いしましょう🙌

ここまで読んで頂きありがとうございました😊✨

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