中国古典インターネット講義【第11回】宋・元・明・清の詩~蘇軾・陸游・高啓・王士禛
960年、趙匡胤が宋王朝を建国します。都は、汴京(今の開封)に置かれました。
1126年、女真族の金の侵攻に遭い、宋の王室は汴京を捨てて江南に逃れ、1138年、臨安(今の杭州)を都に定めます。
1279年、蒙古族の元によって滅ぼされるまで、北宋と南宋を併せて宋王朝はおよそ300年あまり続きました。科挙出身者による官僚制度が確立し、商工業が発展し、思想界・文学界も活発であった時代です。
また、この時代は、印刷技術が発達した時代であり、文化の普及・発展に大きな関わりを持っ