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スラムダンクの映画を観ました

子どもの頃家にあって、ほかに娯楽が少なかったので原作は読み込んだほう。
アニメはひととおり観た。
バスケには詳しくない。
好きなキャラクターは…あえて言うならミッチーかなあ。というかんじのアラサー女の感想です。

「新たな視点」ということだったけど、かなり驚いた。
へえ!そうなの!そうなるんだ!!という新鮮な驚きばかりだった。
原作の時点で決まっていた設定なのかなあ。

モーションアクターが入っていることもあってかものすごくリアルで、実写と見まがうほどだったんだけど、井上雄彦先生の絵が動いてるという感じもあって。
試合の緊迫感とかスピード感はものすごかった。展開分かっててもドキドキした。立ち上がって湘北応援したくなった。

物足りない、と言う人がいるのはまあ分かる。
空気な登場人物も多くて、原作を読み込んでないと全然分からんだろうな…というシーンも多々。台詞もギャグシーンも、最低限に抑えられてて。
ただ、私は、原作を何度も読んだ人たちをちゃんと信頼しているからこその描写だと捉えた。
この人はこういう呼び方だって知ってるでしょ?花道が勝手にあだ名付けたあのカットが思い浮かぶでしょ?って言われてるような。

私は結構感情移入できたし、石井とおんなじところで泣きました。他にも何度もうるうるしてしまった。
特定のキャラクターとかエピソードに思い入れがあるというよりは物語の世界観そのものが好きなので、大胆なエピソード削りも追加も平気で、
むしろ世界が広がるたのしみが大きかった。
声優の変更については、複数人数が会話するシーンでは、今の誰の声?!と思ってしまうシーンもあったかな。花道もリョータも、もうちょっとやんちゃな話し方のイメージはあったけど、よりリアリティがあるということで抑え気味にしたのかなという印象。そこまでの違和感はなかった。

あとは音楽、ゴリゴリのロックでものすごく好みだった。
映画館なのに体動かしてノリノリになりそうで。
サントラ聴きながら仕事したら難題も電光石火で片づけられそう。

もし迷ってるならIMAXのほうが良いと思う、あの没入感は何物にもかえられない。私もできればIMAXにしたかった。
ロードオブザリングのIMAXを観てからすっかりハマってしまい、もう通常のスクリーンでは満足できない体になってしまった…

私はたのしめました、スラムダンク。
もう一回観たいくらい。

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