動画解説 漁1

「リングアウトはさせられないっぽい……」
「倒してしまえばいいのでは?」

というジェフリー氏のパワープレイ。

・もともとはPで横壁やられ誘発後、OMを挟んで位置調整とフレーム消費によるゲージ切りを行い、ハーフフェンスのリングアウトを狙うという組み立てだったのですが脳筋ゆえこうなりました。
 前提条件を並べておくと、まず12フレPで横壁やられを発生させた場合連続ヒットするのが発生35まで。ゆえに全体22フレのOMを挟んだ後も発生13フレームまでの打撃であれば条件に合致します。そして側面を維持しているために無防備な振り向きが別に3フレームあり、発生36~38の中下段打撃が避け、ガード不能です。OMからだと発生14~16の中下段ということになりますね。
 で、動画では発生14の6P派生を当てています。この技は対鷹嵐のみ壁密着でもバウンドを狙えるためたいへんなことに。先に214P+Kを当てているのは43P+Kが先だと次段の1K+Gで潰れやすい気がしたためで、繋ぎに用いるのがPであれば43P+Kからの方が安定するのではないかと思います。

 そしてこちらが最初の趣旨は消え失せた派生コンボ。

・角を用いるためOMの必要がなくなりました。ついでにゲージ切る必要ももうありません。
 さらにハーフフェンスである理由さえなくなっているので、もうこのままオクタゴンに引っ越してしまうのがいいと思います。その場合は1K+Gを繋ぎに用いるのはやめておきましょう。

 そして行き着いた場所。

・スピアCH始動でここまで減らせますよ、という動画ですがスピアが触れてさえいればあとは問答無用なところはわりと強みかもしれません。それどころか他のガード崩しとはちがって正面側面さえも以降の流れに影響しないために、避けてからスレット派生にいける打撃を出して、という強引なドリブルも可能です。
 ただそれでもスピア自体の性能は高いものとは決して言えないくらいだと思うので、まずはその撃ち方を考えるのが当面の課題と言えそうです。スピアをかすめられるくらいの遠距離から撃つのが壁狙いを悟られにくいのもあってよさそうかなー、と今のところ思っていたり。そもそも1P+Kがガードされて+12だったりしたらよかったんですけどねェ。

 余談ですが、Pで横壁やられ→いろいろ挟んでコンボやリングアウトを狙うこの流れはやはりP確以上のガード崩しを持つキャラがやりやすい、というよりは特権に近いものがあります。なのでそれらを持ち合わせているキャラで今後おもしろいことが見つかるかもしれません。特にハーフフェンスを落とせる場合はまさに一撃必殺となるわけで、ステージ選択の重要性に一石を投じることにもなり得ると言っていいでしょう。
 また、漁6PPのように対鷹嵐において強力なコンボ始動となる技が新たに用いられることもありそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?