今もこうしてあるなかで 序文

 2006年稼働のVF5シリーズ。その最新バージョンであるFSですら2010年から動いており、そしてゲームバランスに調整が入ったのは2011年が最後。つまり、同じゲームを丸7年プレイし続けているということになります。自分のことながらなんとも気の長い話だなあ、と思います。ただそれでも未だに新しい発見があったり、大会を観ては熱くもなれたりして、今のところゲームに飽きたということはなく楽しませてもらっています。

 とはいえこれだけ長く続けていればゲームそのものだったり、それを取り巻く環境だったりなど、いろんなことについて思うところも当然出てくるわけで、もちろんそれには良し悪しどちらもあるのですが、それらを全部ひっくるめてVF5FSというゲームに対する自分の評価はそろそろ定まってきているように思います。この項の趣旨がそれです。

 結論だけを先に述べてしまうと、「もったいないなあ」です。改めて考えてもみたのですが、やはり行きつくのはその一言でした。そこに至った理由、根拠をこれから振り返り思い出しながら書き起こしていきます。

 これも先に言っておきますが、自分はゲーム開発についての知識などは持ち合わせていませんし、業界に詳しい事情通だったりもしません。そして、勝手な想像や憶測でなにか言おうとも思っていません。だからこの先の文章は、分析や提案と呼べるような上等なものではないのはもちろんのこと、要望とさえ言えないものです。それなりにバーチャを長く続けてきただけの人間が抱いた、ただの愚痴や感傷といった類のものでしかありません。

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