見出し画像

【採用管理システム】採用係長の『面接サポート機能』は、面接初心者には非常に助かるという話

採用・人事・離職防止のパーソナルトレーナーのカンヤケケンイチロウです。私のトレーナー活動は特定サービスを使ってもらうのではなく、目の前の担当者(クライアントさん)に最適な採用サイトやATSを見繕っておススメして一緒に採用活動のラビリンスを攻略しています。

採用サイトの老舗『採用係長』を使っていただいている会社も数社あり、昨年の7月にリリースされた「面接サポート機能」がけっこう素敵なのでご紹介します。この機能はほかの採用支援ツールにはあまり搭載されていないですね。

何がいいのか? 面接に不慣れな人へのガイドが充実している

機能は極めてシンプルで、面接官が質問に対しての解答や面接官の印象、採点を可視化して残し、比較検討をしやすくするものです。いわゆる面接評定表がオンラインになっているものですが、ガイド機能がかゆい所に手が届くレベルで面接不慣れな人に非常にやさしいのです。

・面接の流れが整理されている
・挨拶~締めまで、各パートでどんなことにケアすべきかが整理されている
・聞くべき質問が時系列で箇条書きに羅列されている
・その質問で何を押さえておくべきかのポイントが書かれている
・このパートでどれくらいの時間をかけるのかの目安ガイドがある
・それぞれの項目に☆1~5で採点をつけることができる
・総合評価がレーダーチャート化されてひとめでよしあし比較ができる


私も管理画面から確認したが、ナビゲーションもシンプルで使いやすく、面接初心者があまり戸惑わずに面接を行える親切機能になっていますね。

最近のシステムは総じて未経験の方がつかいやすいインターフェイス設計になっていますが、この仕組みもご多分に漏れずGOODで。上から順に進めていけばよく、システムツールがどうも苦手な現場責任者の人でもストレスなく使ってもらえそうな印象を受けました。

独自質問も構成できて、しっかり面接に向かえそうです


何がいいのか? 遠隔アドバイスにも使いやすい

今回、支店の採用で、かつその支店人事が人生初めての面接で、普段なら人事の方がサポートで横につくのですが都合で訪問できず。じゃあこの機能を使ってみようかとなったそうで。
zoomで軽く「この流れでやってみてください」という打合せとアドバイスを入れて、本番に向かうのだそうです。


採用力強化にとって、面接ってめっちゃ大事です

求職者が初めて企業の方にご対面するのが面接。そこでの印象を入社してからもずっと引きずるといいます。面接がしどろもどろだったら、この会社は本当に大丈夫かな?と思われて入社を躊躇されたり、逆にそこでしっかり確認ができていなかったがために入社してから「こんなはずじゃなかった」と気づいて早期離脱になったり。

面接時の違和感やマイナスイメージを引きずった挙句に、それが離職原因にもつながるという調査結果も目にしたこともあります。面接ってちゃんと練習する機会もないし、練習してから望む人もそもそも少ないのが現状。

面接する側とされる側で、どうしてもする側の方が「上から」になりやすく。でも逆にしっかりとした面接を行うとそれが「口説き」となって入社確率を上げる事にもつながります。

面接を科学する企業にお話を伺いましたが、「見きわめ」はAIでもできるが、「惹きつけ」は人間にしかできず。採用成功には「惹きつけ」が非常大切!ともおっしゃってます。私も同感です。

面接を成功させることが採用成功にもつながります。採用サイト、採用管理システムも「面接」を大事にする機能が充実しているものは他にもあります。こういったところも選考基準として採用サイトツールを選ばれるとよいかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?