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人との比較はポジティブに

私自身もそうですが、人というのは必ず誰かと比べてしまいます。生活していく上で、全く何も比べない人というのは私は見たことはありません。人と比べるということが良いとか悪いとかそういうことではなく、人は必ず何かと比べると思っていたほうが良いのではないのかなと思っています。そんなこと当たり前と言っては当たり前なんですが、当たり前だと思っていても、その捉え方によって大きく状況は変わってくるものでして、特に変わってしまうのが、


比較することによって落ち込んでしまう方と言うのは要注意になります。


比べるというのは優劣を決めることですから、必ず上下関係というのが生まれるわけです。人というのは自分が思っている以上にプライドが高い状態でして、プライドが高いということが悪いわけではないのですが、プライドが高いとどうしても自分が下になるのが納得行かないという状況になります。それに対してモチベーションを高めることになれば良いのですが、ほとんどの場合、


自分の能力が低いことにより、モチベーションが低くなったり、ネガティブな感情に陥るわけです。



他人と比較することを優劣だけで判断する人というのは、基本的に自分の能力というのを見誤っているか、自分の能力を把握していないという方が多いと思います。だいたい人は自分が中心に考える事が多いです。その考え方は悪いことではないのですが、その時に気をつけていかなければならないのは、


自分を平均点以上に置かないということです。



大体の人は謙虚です。だから上には上がいるということは理解はしていますし受け入れてはいます。しかしながら大体の人は自分を点数で表すと70点くらいに置きます。かなり高く見積もります。高く見積もるとどうなるのかと言いますと、自分よりも上の人が多数見られるようになると、


こんなに頑張っているのに、自分は認めてもらえないというように、さも自分は努力してここに立っているという勘違いを起こします。



ですので、これ以上頑張っても意味がないと考えて、今以上の努力をしようというモチベーションが低くなってしまうことが多いです。だからといって人と比べるなというのは難しい話ですから、その人と比べるという意味をきちんと理解して、


マインドセットを変えていくしかないわけです。


結果を出している人というのは、このマインドセットがきちんとしているんではないのかなと思ってます。もちろん結果を出し続けることは難しいデスが、その確率を上げることは出来るわけで、確率を上げる時にマインドセットと言うのは非常に大切になります。
結果を出している人でも比較はしています。そこで優劣も決めていると思うのですが、その優劣という意味を、


自分の立ち位置として捉えています。


その立ち位置に一喜一憂するのではなくて、自分の何が優れていて、何を課題とするのかということだけに特化して、それに対して対策を取っているんだと思います。現状に対して悲観するのではなく、その現状に対してどうしていくのかを考える。たったこれだけの違いで、


人と言うのは、成長が大きく違うのではかと思います。

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