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『高津川』プラス舞台挨拶

塚口サンサン劇場で『高津川』プラス舞台挨拶を観てきました。

高津川は唯一ダムの無い一級河川だそうです。
と言っても、地理大苦手な自分には、まず高津川がどこにある河なのかわかっていなかったのですが…

そんな高津川流域で牧場を営む学は母親と介護士の娘・七海、高校生の息子・竜也との4人暮らし。

誇りある、村の神楽は代々受け継がれるものだが、竜也は最近練習に来ない。内心、学は竜也が高校を卒業したら村を出でいくのではと思っている。

そんな中、母校の小学校が廃校になることに。
地元に残っている同級生、学、陽子、秀夫、健一は父親を1人残し東京で弁護士をしている誠を巻き込んで歴代OB・OGを呼び戻し村上げての運動会を開くことに…

これといって大事件もなく、それでいてそこに住んでいる人には大ごとな問題ばかり。
まるで一緒にそこで暮らしているような感覚にしてくれる映画です。

それもそのはず、後で舞台挨拶で、主役の甲本雅裕さんが仰っていたのですが、衣装部さんが用意した衣装ではなく、実際にそこの牧場主さんが着ているものをそのまま着て撮影したとか。
後ろ姿見た村人さんに「社長」と牧場主さんと間違えて呼ばれたらしいです。
それだけ馴染んでいた、ということは演技をしていたのではなく、その場所で生きていたんでしょうね。

奈良岡朋子さん演じるお祖母ちゃんの晩ごはんも、実は映画の中で用意されたものではなく、牧場主さんの奥さんの手料理だったとか。
食べた瞬間に、アドリブで「おいし~❗」って出る程だったらしいです。
娘役の大野いとさんや、牧場に憧れて移住してきた佳奈役の友里恵さんが仰ってました。

その佳奈さんに魚持ってくる健一を最初見た時、岡田浩暉さんだったので
都会の子にチャラチャラしてる役だと思ったら、寿司屋の立派な大将で、跡つごうかという大きな息子がいる役で…
岡田浩暉さんが、もうそんな役するようになったんだ〜なんて、感慨深い😅💦
そして何より、映画を引き締める高橋長英さん。
イヤ〜、目が腫れる〜ってぐらい泣かせてもらいました😭

パンフに『これはきっとあなたの物語』とあったのですが、どの年代でも、自分に置き換えて観ることの出来る映画だと思いました。
そして、本当に一人でも多くの人に観てもらいたいと思う映画でした。


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