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美しさは手仕事で作られると思った話

こんにちは、小柳かおりです。

今日は最近ふと思ったことを書きたいと思います。

先週からクチュール刺繍を始めました。

クチュール刺繍は生地にビーズやスパンコールなどを刺していくもので、私はフランスのリュネビル地方に伝わる「リュネビル法」というのを学び始めました。

刺すのはミシン針くらいの大きさのかぎ針を使って、布に直接糸を通しながら刺して行きます。

最初はかぎ針を刺すだけの練習をしました。さながら、漫画をアナログで描く際に、Gペンで細い線が描けるか?線を引くことだけをひたすら練習するのに似ていました笑 野球で言うと「1000本ノック」でしょうか。

これが結構難しくて、刺した後かぎ針が布に引っかかって抜けず、、、ぼこぼこと汚い跡だけ残るんです。↓この黄色い糸と糸の間に残っている穴がそれです・・・・w

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この作業に慣れると今度は糸を使ってステッチを入れていきます。これは単純作業なんですが、、、糸を引く力などでステッチの美しさが変わるので、やっぱり訓練が必要なものだと思いました。

作業自体は単純で、編み物の表編み、裏編みと同じような要領なんですが、編み物でも編み目を均一に整えたり、糸の緩みで形が変わったり、、、というようなことがありますよね。それと同じことがクチュール刺繍にも起こり、現在進行形で戦っております笑

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