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◇年度末の恒例行事◇

よく「聴く」こと

年度末が近付くこの時期は
毎年なかなかしんどいですねー
花粉症もしんどいのではありますが・・・
「人事考課」

これまで何回もさせていただいていますが
ずっと慣れない、胃が痛くなる仕事です。
というよりも、
慣れてしまってはいけない仕事ですね。

人を評価するのは、正直心地よくない。
ハッキリ言ってしまえば、嫌い。。。
しかし部下の方々や自分自身にとっても
1年の振り返りという意味で非常に大切な仕事。

会社によってやり方は違うのかしら。
私の場合は部下1人1人と約1時間ずつ
今年度の仕事を振り返ります。

私のチームは、働く母が多く、
時短勤務者も複数。
家庭の具合も失礼のない程度には把握。
私自身がいろいろとありますし、
(なんなら私が一番ややこしかったかも💦)
メンバーもすんなり相談してくれます。
これって何気に大事なポイントだと
私は思っています。

チームで動く以上、個々人の業務に加え
チーム内での役割に対しても
「あなたにはこういう役割を担って欲しい」
ということを伝えます。

相手の希望をすべて聴いているだけでは
組織は思うように動きません。
とはいえ、
話を聴いてもらえないと感じられてしまうと
これまた組織としてもスムースに動かない。

相手の意志と状況を確認しながら、
こちらからもより良い提案ができるように
「よく聴く」
ことが最も大切だと考えています。

目標設定と納得感

「人事考課」は、
期初の「目標設定」から始まっていると
私は思っています。

  • 今の位置より少しでも前進して欲しい。

  • 目線を高く持って欲しい。

  • そして、長く活躍して欲しい。

そのためには、
目標設定の具体性と現実味が必須。

「とにかく頑張れ!」「やれ!」
みたいな根性論だけでどうにかなる時代では
もはやありません。
部下が「頑張ればできる!」と思える道筋を
イメージできるようもっていきます。
意見を聞きながら、大筋を確認し合うことで
随時の報連相もスムースになると感じています。

納得感を感じながら、安心して
日々の仕事を遂行してもらうこと。

時短勤務者が多いチームであるがゆえに
特に私はこれを意識しています。

例えば、100の力を出せる人が
ヤル気なくダラダラと50%で
10日間仕事するのと、
60の力しか今は出せない人でも、
100%で10日間頑張る。
でも150%は求めない。
なぜなら、無理は長続きせず
5日でバーストしてしまうから。
仕事算的に
上から500、600、450
・・・結果は歴然としていますよね。

明確な目標に向かって

部下育成と子育ての親和性

これは、子供達と話す上でも
非常に大切なことだと私は思っています。
頑張れないほど疲れている時に
「がんばれがんばれ」
と言い過ぎたらどうなるか。
子供達は安心や納得できない気持ちを抱え、
親は自分を理解してくれないと感じるでしょう。

でも、ただ放置しているだけというのは
見守り支えることにはなりません。
子供たちがいざ頑張ろう!と思った時に
踏ん張って力を出すためには、
親がいざとなれば味方になってくれるし
傍にいてくれるのだという安心感や納得感が
絶対的に必要なのだと思います。

子供と言えども、ひとりの人間。
部下も同じく、ひとりの人間。
個々人が自分らしく力を発揮していく、
成長していくためには、
日頃から
親や上司が自分を支えてくれるということを
理解してもらうことが大切だと私は思います。

・やって欲しいこと(目標設定)を明確に、丁寧にすり合わせること
・困った時はいつでも相談できる関係を作ること
・安心してチャレンジできる環境を作ること
・じっくり向き合うこと
・良い関係を構築できるよう、私たちも努力を怠らないこと

子育てと部下育成は、似ているなぁと思います。結局信頼関係だよねー

安心、納得などの信頼関係は
一朝一夕では築けません。
最終的に納得感のある評価ができると
「見てくれていたんだ」
と、相手が思ってくれることが大切。
それによって、部下も子供も
成長していくのではないかなと私は思います。



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