見出し画像

おうち英語 子どもを試さないということ

こんにちは、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターの石川かおりです。絵本が大好きで、子どもと英語も大好きで、資格まで取ってしまいました。おうち英語を4歳の双子男女と実践しながら子育てをしています。

instagramからも情報発信中なのですが、勝手気ままなおうち英語の情報発信にお付き合いいただき嬉しいやら恥ずかしいやらです。いつも有難うございます。

我が家の4歳の英語力についてはinstaでちょっとふれたことのあるこちらの投稿をご参照ください。

親子共にネイティブスピーカーではないので、日本語の発音に引っ張られる部分がありますが、日英よくしゃべるバイリンガルになってきました。

おうち英語だけでなく、子育てをする中でそれぞれのおうちのプチルールのようなものとか、ママさんパパさんのなかで気を付けていることとか一つや二つはありますよね。今日はその話です。

我が家も、私の中で気を付けていることがあれこれあるのですが、まず英語関係ないですが、私の場合は双子育児なので、抱っこ!と言われたときはできるだけ抱っこニーズに応えようと決めています。双子だから、母のワンオペ育児だから寂しかったと思ってほしく無くて、意地でも抱っこにこたえようとします(笑)息子は今18キロとかですが、まだ行けます!行けるところまで抱っこしたい!!何の話だ? こだわりの話ですね、誰に強要されたわけではないのですが、自分に課しているルールがあるんです。変なこだわりのようなものです。

英語に関しても、この変なこだわりというかマイルールがあり、それが子どもが分かっているかどうか、理解度を確認しない!ということです。もっと言うと、分かってても分かっていなくても関係ないくらいの心持ちです。この感覚、英語を習得してほしい親の立場では結構バグっている感覚なのですが、4年くらいこのことを気を付けていると普通の感覚になりました。本当におうち英語が楽になると思うので、今日はシェアします。楽にもなるし、楽しくもなると良いなと思ってます。

子どもの実力を試さないこと→試さなくてよいということ

これはまず、発語と語りかけに関してなのですが、What is it?とかは聞くんですよ。でも赤ちゃんにこれ聞いても、初めの内は全然答えないし、反応は薄いんです。それでも、自分(私)が答えて、Yes! Right!! Apple! とか言って、ニコニコ流していく感じでやります。それを毎日やっていると子は指さしたり、近い言葉を言ってくれたりし始めます。そんな時、私は何か子の口から音が出るだけで、間違っていても反応してくれるだけでお祭り騒ぎのように喜んでいました。Oh, YESSSSSS!!!!! PERFECT!!!! You are AWESOME!!みたいな。笑 

マザーグースの歌についても、初めは私しか歌っていませんでした。今もよく一人で歌います。ただ一人でご機嫌に歌う。毎日歌う。自転車で歌い、買い物途中に歌い、公園で口ずさみ、子守歌も歌う。そうすると子も覚えた部分が所々出てくるので、歌えない部分を私が補いつつ歌って、子らには単語だけ歌ってもらったり、掛け合いで歌ったり、覚えて歌えるようになった日にはオタクのように合いの手を打っています。歌って!とか言わない。歌いたい時に歌ってもらうし、歌わなくても気にしない。覚えているかテストしない。

続いて読み聞かせについてですが、読み終わった後にDo you like it?とか聞くことがあっても、内容理解のクイズをしたり、要約をさせたりしません。日本語で言い返させたりとかもありません。

え??それで本当に英語力が付いているのか?って?不安になる方もいらっしゃるかもしれません。はて、どうやって子のレベルを測ったらいいのかしらと。

果たして理解度チェックは本当に今必要なのか?

レベルチェックは、おうち英語ではしない!でいいのではないでしょうか。私は理解度を確認すること自体をしなくて済むのがおうち英語の魅力の一つだと思っています。英語は通常の純ジャパ日本人であれば学校で習うもの。学校で習うということはテストがあって、教科に対する好き嫌いや得意不得意も出て、場合によっては苦手意識も出たりする。おうち英語はそれとは一線を画して暮らしの一部に溶け込んだものだと私は考えます。歯磨きのような、寝癖を直すようなもの。特別できてすごいものでもなく、ただ日々淡々とこなし、好きや嫌いという認知にさえも及ばないところまで溶け込ませてあげて、意識に上げなくていいところ。(負担と思わせないのが、親の腕の見せ所だと勝手に考えています。)

理解しているかよりも、おうち英語の取り組み自体に嫌気がさしていないか?苦痛に感じる部分はないか?という点の方に気を付けています。分かってなくてもいいし、答えられなくても問題ない!そこは10年かけていつの日か分かっていけばいいので(知らないことに気づくチャンスは沢山あるし、シンプルに言いたくない日もあるよね)、親としては取り組み自体を続けられるかどうかを気にしたいところです。

だから当然、私の考えでは低学年での英検の受験は、本人が強く望むことはないと思うのでもちろん不要と考えます。色々な親御さんの考えがあっていいと思いますし、本人の自信にもなるので受験を否定するものではないのですが、必要かどうかで考えるといらないかなと。小学校2年生で英検3級!みたいなやつです。すごいけれども!!

何が言いたいかというと、日々の確認作業やテストに向けた勉強などで嫌いにさせるリスクを負わずとも、子は日々酸素を吸うように、カロリーを摂取するように英語に触れた分を各々のペースで咀嚼・吸収しているので、親は焦って子を試さなくてよいというのが私の考えです。不必要な負荷をかけなくていいということですね、親も子も。確認しようとすることで、正解・不正解が生まれ、到達・未達が見えてくると、期待に応えられない時親も子も疲弊します。間違った回答をしたときに親が嫌な顔をしたりすると、子は委縮します。

子が返事しなくてもいいじゃないか、そんな日もある。今日は返事してくれた!しかも単語がくっついて文章みたいになっていた!文法間違ってるけど!可愛い!!最高だ!!楽しい!!!という感じの毎日を過ごしながら我が家ではおうち英語4年経ちました。

子を試さなければ楽しいと思えることが多いかと思い、本日はおうち英語で子への理解度確認の作業を手放すことの意義について書きました。何かお役に立てれば嬉しいです。


ーーー
<PR>
instagramからも情報発信中です。フォローお待ちしてます。
バイリンガル育児、おうち英語の講座を開講しています。

赤ちゃんから始める英語絵本「初級講座」お申込みはこちらから
<日程>3月20日(水)祝日春分の日、3月30日(土)各回午前10時~12時 Zoom開催
 
<本講座が目指しているバイリンガルのイメージ>
本講座で目指すバイリンガルとは、「日本語優位のドミナントバイリンガル」です。ドミナントバイリンガルとは、日本語を思考の柱にしながら、英語でも勉強や仕事ができる人です。本講座では、日本語で生まれ育ち、日本の学校教育を受けて育つ子ども達が、豊かな思考力を持つドミナントバイリンガルになるために0~6歳の間にご家庭でできることを学ぶことができます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?