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(連載)ポジティブ心理学 第25回(最終回)⑤ 本当の最終回です。

いよいよ、本当の最終回となりました。
どうぞ最後の最後までお付き合いください。
よろしくお願いいたします。

第21回では「レジリエンスと体のつながり」というタイトルでお送りしました。
レジリエンスとは「回復力」「再起力」ということ。
レジリエンス分野の第一人者カレン・ライビッチによると、レジリエンスの本質として7つの能力を挙げています。
① 感情調整能力
② 衝動調整能力
③ 共感力
④ 楽観力
⑤ 原因分析能力
⑥ 自己効力感
⑦ 働きかける力

人にはどうにもならない危機、日本では特に災害などもあり、そのようなことに遭遇している人にあなたは「ポジティブ」を押しつけることができましょうか?
そう、そんな時に発揮されるのは「レジリエンス」です。
人には「回復する力」「再起する力」が備わっています。

そして、合わせてPTG(ポスト・トラウマテック・グロース)についても触れました。
人はトラウマを抱えたとして、それを超えて成長し、変容していく力を誰もが持っています。
目の前に辛いことが現れたとしても、自分にはそういう力がある、そう思えることで、人は強く立ち上がるきっかけにもなるので、ぜひ覚えておいてくださいね。


際22回は「情報過多社会で情報過多社会でどう選んで生きていく?」というタイトルでした。
「選ぶ」をキーワードとした回でしたね。

選択肢が多いことは幸せなのか?不幸なのか?
という問題で、「ジャム理論」について解説しました。
選択肢が多い状況で、人は「選ぶ」ことに対して心理的負担が大きくなる
その中で私の経験談などもお話しさせていただきました。
ジャム理論はお商売に応用もできますので、お商売されている方はぜひ覚えていただきたい理論です。
自分だったらどうやってお客様を幸せにするか?
そんなふうに考えながら読んでいただければ嬉しいです。

また、「マキシマイザー」と「サティスファイサー」というワードも出てきました。
マキシマイザーとは「最大化(maxim)する人」という意味です。
言い換えると「選択することにおいての完璧主義者」です。
サティスファイサーは「満足する(satisfied)人」という意味です、
自分の欲求を満たすことはほどほどで十分」という考え方の持ち主です。
成功者には「マキシマイザー」が多いけれど、失うものも多く、マキシマイザーが必ずしも良いとは限りません。
特に人間関係においては「サティスファイサー」であることがおすすめです。
詳しくは、第22回をお読みくださいね。

第23回は「投資」についてでした。
投資といっても「人間関係への投資」です。
心も体も健やかになる、人とのつながりってどんなものなのだろう?
仕事上の人間関係はモチベーションにどう影響するんだろう?
そんなことを中心にお話しさせていただきました。
そして、投資とは
「自分の時間を投資する」
「自分の労力を投資する」
「自分の心を相手に向ける(心の投資)」など。
「資」というのは自分の持っているものという意味ですから、自分の持っているものを人のために投資してみましょう。
そんなことを提唱させていただきました。

第24回、「人間関係を育む反応の仕方」というタイトルでした。
人の話を聞いた時の反応の仕方は主に4つのタイプに分類されます。
1 積極的に肯定する
2 消極的に肯定する
3 積極的に否定する
4 消極的に否定する
他人と比較するクセが強い人は否定の傾向が強く、なかなか他人を肯定できない傾向です。
なぜなら他人と自分を常に「上か下か」でみてしまってるから、、、完全な思い込みです。
比べても、自分は自分なので、この際、比べるのをやめてみましょうよ。
そんなお話しでした。
詳しく読んで見たい方はこちらへ↓

ここまで、お付き合いいただきありがとうございます。

これまでポジティブ心理学について連載をしてきましたが、今回でいったんポジティブ心理学については締めくくりたいと思います。
といっても、まだまだお伝えしきれていないこともあります。
ワークのやり方なども詳しくお伝えしきれていませんし、ワークによっての変化の捉え方などもお伝えしていないのが、心残りです。
その辺りも含めて、、ぜひまた第2期もやっていきたいと思っていますので、楽しみにお待ちくださいね!
文章だけでなく、いろいろなフォーマットで、お会いできることを私も楽しみに。。。

そして、いったんポジティブ心理学は締め括りますが、新たな連載も開始します。
「キャリア」に関する連載、そして、やはり「心」については書き続けていきたいという思いが強いです。
誰か世界中の1人でも、読んで救われる人がいれば、それが私の幸せ。そして私の使命。そう思って、書き続けていきます。
ただもう少し、文章力は上げていかないとね(笑)というのを課題として、さらに精進してまいります。

それでは、本当にお付き合いいただきありがとうございました。

今日もあなたの幸せ、願っています。


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