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(連載)ポジティブ心理学 第25回(最終回)② これまでのまとめ2

こんにちは! お久しぶりです!
桜も散り、すっかり葉桜。早いものですね。
華やかさは花には敵いませんが、葉桜を見ると爽やかな気持ちになります。
みなさんは春夏秋冬、どの季節が一番好きですか?
花がたくさん咲いて、生き物たちも動き出す春は生命力に溢れていて、なんとなく季節が自分を豊かにしてくれるような気持ちになりますから、私は春が大好きです。


さて、ポジティブ心理学、本日もこれまでのまとめ、振り返りです。
前回は第5回までの振り返りでしたので
今回は第6回からいきたいと思います。

第6回は幸せの要素の中から「PARMA(パーマ)」のお話でした。
・ポジティブな感情(P)
・熱中(E)
・人間関係(R)
・意義(M)
・達成度(A)
が幸せを構成する要素であり、さらに言えば、ポジティブ感情は10の要素に細分化でき、その中でも最上位は「愛」なのです。
また最近では、「V」バイタリティも要素の一つとされるようになってきてます、というお話でした。

第7回は「お金と幸せは関係があるの?」というタイトルでした。
誰もが興味津々な疑問ですよね(笑)
お金があればもちろんそれは幸せにつながります
でも、幸福度の分岐点というものがあり、それ以上お金を手にしたとしても大きく幸福度が上昇することはないのです。その分岐点は823万円(7万5000ドル)でしたね。覚えていますか?

そして、経済格差と人生の満足度は必ずしもイコールではなく、人生の満足度はお金だけじゃないんだよねということでしたね。フランスと並んで日本は「GDPは高いけど幸福度が低い国」の代表です。

あとは、「何にお金を使うかで幸福度は変わるよ」という話も出ましたね。
形あるものに使うのも楽しいですが、経験に対して使う方が幸福度が上がるし、その幸福は持続する、サステナブルな幸福です。
ひと昔前、「思い出は プライスレス」って何かのCMでも言ってましたよね。
この回の最後に「ワーク」のお題も出してみました。
「お金と幸福を考えるワーク」です。
やってみた方いませんか?
もしやってみたら、ぜひ教えてくださいね。

第8回は「楽観主義と悲観主義」でした。
楽観主義、防衛的悲観主義についてお伝えしました。
楽観主義の最大のメリットは「さまざまな場面で好成績を残せる」「免疫力が高く長生き」であることでした。

防衛的悲観主義のメリットは「最悪の事態には至らずに、成功へとつないでいける」ことです。生まれつき悲観主義の人は一定数いらっしゃるので、そのような方にこの防衛的悲観主義は向いているということでご紹介しました。
また、楽観主義すぎるのは「ポリアンナ症候群」の可能性もあるということも踏まえて楽観主義について考える必要は大きいよとお伝えしました。

第9回は第8回の続きでした。
ちょっとしたテストをしましたね。
楽観的思考なのか悲観的思考なのかを知ることができるテストでした。
結果はいかがでしたか?
悲観的思考が強い人が楽観的思考に逆転するためにはズバリ、逆説を一緒に考えるようにしてみましょうということをお伝えしました。
思考のクセはトレーニングで変えることができます。
元々左利きの人が右手もうまく使えるようにするのにトレーニングするのと同じような感じです。
トレーニングして、思考を楽観的な方向にも持っていけるようにすると心は豊かになりますよね。

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ここからは9回には記載していませんが
個人的には悲観的思考もゼロにすることはしなくっていいと思っています。
悲観的思考も理解できるってことは、いろんな人の思考を理解できることにもつながると思いますから。思考の幅は広い方が豊かだと思います。だから私は悲観的思考を全て消し去ることなく、どちらの思考とも上手に付き合うことにしています。

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第10回は「マインドフルネス」と「セイバリング」についての解説でした。

マインドフルネスとは「良い悪いやポジティブ、ネガティブなど自己判断せずに、今の状態をそのまま自分で感じること」。
自分にあるネガティブも含めて、自分をそのまま受け入れる、まさに「今、ここにある自分」を見つめることです。

セイバリングは「過去も含めて、自分のポジティブな感情やできごとをしっかりと味わうこと」。
1杯のコーヒーを味わって飲む、写真を見ながら楽しかった思い出を振り返る、など日常の中で簡単に取り入れられるポジティブを味わうことでした。

脳の話になりますが、脳は悪いことを強く記憶するようにできています。強く記憶することで悪いことから次は回避できるように働くのです。
回避するよう働くのはいいのですが、働かせず無意識に過ぎていくと、悪いことが強烈に残るだけになってしまいます。現代では危険なことも少ないため、機能が働きづらくなっています。なので悪いことが記憶に残るだけになりがち。
なので意識的にポジティブ信号を脳に送り込むことをするのがとても大事なのです。
この回の最後には「マインドフルネス瞑想」の仕方も載せました。
これって習いにいくと結構レッスン量もかかりますので、ぜひ読んで独学でもいいので「こんな感じ」とやり方を掴んでいただいたら、タダでできますからね。ぜひやってみてください。

ということで、簡単ですが、6回から10回までのまとめでした。
本日もありがとうございました。
今日もあなたの幸せを願っています。

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