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離乳食を1歳4カ月まで食べなかった息子のゆくえ

おはようございます。
最近、ぐっと寒くなりましたね。
寒くなると、食欲も沸く!
母(私)にとっては肥える季節(笑)
息子(小1)にとっては、おかわりが増える季節!

これから書くのは、息子が赤ちゃんのころ偏食で悩みまくっていたお話し。

偏食で悩んでいるお母さんはたくさんいると思うけど、良かったら、最後まで読んでみてください。共感してもらえたり、笑ってもらえたり、少し勇気をだしてもらえたり、うちのがまだマシー笑って安心してもらえたりできたらいいかなと思います。


私は、息子が生後6カ月の時から、マニュアル通りに離乳食を与え始めた。
最初の1カ月は、、
まずスプーンを拒否。(←ガクッ!)
「あーーーん」とすると、手で、ぽい!っとスプーンを吹っ飛ばす!
うーーむ。。なんどが挑戦するが、だめ。
母は不安とイライラが募る。
「まだ始めたばかりだし、個人差があるから!」
と気を取り直し、一応、マニュアル通りに毎日挑戦。
これが、何か月か続いた。
(今、さらっとここまで書いたけど、毎日朝昼晩作って、食べてもらえず捨てるの、想像以上にしんどいよね)

でも、食べなかった。

勿論、アドバイスを求めたり、本を読んだり、ネットで調べたりして、実践もした。
そして、母親らしからぬことも思った。
「私がこんなに時間をかけて作っているのに、食べないなんて失礼な!」
(こんなの0歳の子に思ってしょうがないのに、アホな母だな・・・と後から反省)

でも、食べなかった。

この数か月間の私は、食事の時間が苦痛になり、自尊心を失っていた。
1.私は、料理が下手なんだ。
2.私は、育児が下手なんだ。
3.私は、ダメ母なんだ。。

しかし、離乳食をはじめて、やっと食べてくれた瞬間がついに訪れた!
食べたのは、「食パン」

私は感動した!食パン食べた!!
(私の手料理全く関係ない・・・)
息子は、1歳4カ月まで、私の母乳と、食パンのみを食した。
(粉ミルクアレルギーだからミルクには頼れなかった)
私の料理はまったく食べないけど、買ってきた食パンはいいんだ・・・と何百回も思った。

ある日、児童館に息子を連れて行ったとき、お昼の時間にみんなでお弁当をひろげる機会があった。みんなは唐揚げとか、お母さんの手作り離乳食弁当とか、ベビーフードだったが、うちは、食パン1枚だった。
恥ずかしくて、児童館の隅っこのほうで、お弁当というか食パンを、息子に食べさせた。

正直、あーー地獄、、って何度も思った。(←ひどい母だな・・・)

そして、私は、離乳食のカレンダーのようなものは無視して、スプーンで食べる離乳食をやめ、手づかみ食べができるものを作ることにした。パンを手でつかんで食べるということは、スプーンではなく手が良いんでしょ!手が!!ってことで。ちなみに時期的には早すぎることはなかった(まあ、はじめから遅れていたから)

それから、私は自分を励ますために「自己満★離乳食日記」をつけ始めた。
手づかみ食べの離乳食は、かなり頑張って作った!!
頑張った!本当に頑張った!!「めんどくせーーー!」と思いながらも、(←ひどい)「ちくしょーー!」と思いながら、全力で頑張った!!
そして、頑張った分、自分が頑張っていることを誰かに見てほしくて写真を撮りまくってSNSにアップした。そろそろ、だれかに自分がちゃんとやっていることを認めてほしかった。

<メニュー>
・かぼちゃとほうれん草のおやき
・ひじきとひき肉のミートボール
・ひじきとポテトのライスコロッケ
・ひじきとポテトのおやき醤油味
・ほうれん草と納豆、シラスのお好み焼き
・炒飯おやき(←かなり無理やり感あり(笑))
・ひじきとイワシのハンバーグ
※一部抜粋
★一番人気だったのが、ほうれん草と納豆、シラスのお好み焼きだ。

なぜ、6年前のことをここまで覚えているかというと、この努力を忘れられず、今でもその時の写真を残しているから(笑)

ここくらいから少しずつ食べてくれた。
かなりムラはあるけど、とりあえず、食べてくれた。
ここから、少し食事の時間が苦痛ではなくなってきた。

そして、1歳6カ月で、保育園に入園し、そこからは、もう保育園の先生任せにした。だってプロだもの。人に頼るところは頼ったほうが母の心が安定する。
保育園では、先生たちの努力により、安定して食べるようになっていった。
保育園様様!!今でも頭が上がらない。

保育園では、おかわりもするようになった。
本当にほっとした。

本当に辛かったけど、結果、大丈夫だった。


だから、食育で悩んでいるお母さんたくさんいると思うけど、

「結構大丈夫」


そして、うちの息子は、今、小学校1年生になり、もりもりご飯を食べている。(まだまだ課題はあるけどね)
白米が大好きなうちの子は、ごはん茶碗を片手に持ち、そのまま箸で口に直接かきこむ。いわゆる、漫画のような食べ方をする(笑)(←行儀が・・)
お気に入りの食べ方は、白米にチーズをのせてレンジでチンして食べること。私は一度も推奨してないけど、息子が自分で考案したレシピ(←私がやったら完全デブ飯)

そんな息子をみていると、赤ちゃんの時の悩みが噓のよう。

食事は自分の子供にとって一番大事だと思うし、だからこそ、悩みが多いもの。私も、鬱だったかもなって思うくらい悩みまくったからね。
実は、この偏食以外にもこの後、いろいろ悩み(今となっては笑い話)があったんだけど、それはまたの機会に書こうかな。

偏食で悩んでいるお母さんが、少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しいなと思います。

今、食べなくても、
「結構、大丈夫」
いずれ、食べる!



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