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スマホでジェネレーションギャップを感じた話

私はたまに短期バイトで知り合った16歳年下の女の子と遊びます。年に数回ランチをするんですが、毎回新しい発見ができ楽しみにしてるイベントのひとつです。
今回は最近会った日のことを書きます。まさかの毎日使ってるスマホで感じたジェネレーションギャップ。楽しんでいただけたら嬉しいです。

▼前回会った時のお話。
石橋を叩いて叩いて壊すタイプの私が、16歳差の女子と楽しく過ごした1日です。よかったらご覧ください。


私の携帯電話経歴

10代はガラケーで、15歳高校入学で初めて買ってもらった携帯はカメラありませんでした。ちなみにドコモのN504i。これの次に発売されたN504isにはカメラがついていました。機種代1円のカメラなしが携帯デビュー。それでもめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。

友人たちはカメラ付きだったので、カメラで撮ったものをメールで送ってもらいました。高校生の休み時間はみんなで変顔したりして、ずっと撮っていた記憶です。楽しかったなー。
当時の連絡手段はメールです。ドコモ以外の人には絵文字が使えなかったので、顔文字やギャル文字を駆使してやってました。(雑誌にそんな特集ありましたよね笑。)のちにアドレスに数字をつけると絵文字が送れると知り、メールが鮮やかになりとても嬉しかったです。

24歳ぐらいでスマホデビューです。同世代では割と遅い方かもしれません。「巷ではLINEとゆう連絡アプリが便利らしいよ」そんな感じでした。当時の彼氏はなぜかメール派だったので、私は友人とLINEを楽しみました。グループLINEとゆう概念が初めてで驚きましたね。
ちなみに夫からLINEのメッセージが来た時に「この人LINEするんや」って驚いた記憶があります。

このように、私にとってスマホとは、連絡手段やSNSを見るためのツールです。
なのでLINEとSNSができれば問題ありません。SNSも学生時代の友人の子供を見たり、好きな芸能人を見るだけで満足。特に友人はLINEや電話でわざわざ連絡しなくても「元気にしてるんやな」とわかればOKです。

20歳のスマホ経歴

一方、20歳の彼女は中学生の時からスマホを使っています。
つまり中学生の時からの写真やLINEなど、あらゆるもの全てが手元のスマホに入っています。例えば「これは中学の入学式です」と当時の写真を速やかに提示できます。そのほかに「小学生の時の親友」も「中二の時の彼氏」も「高校時代の変顔」も全部スマホに収まっているのです。

これって私の世代やそれ以上の人にとって衝撃じゃありませんか??
スマホ一つに自分の歴史が記録されていて、持ち運びでき好きなときに振り返ることができます。SNSで公開してたら何かしらの手段を使えば半永久的に見れちゃいます。

しかも2020年代に生まれた子供たちは、赤ちゃん時代を乗り越えて、お母さんのお腹にいる時からスマホに保管することも可能です。3Dやら4Dやらで動画としてスマホに残しておけます。

私の小中高の記録は全て写真やビデオです。これらは実家にあるので、当たり前ですが速やかにスタバで見せることは出来ません。もっと言えば、実家の収納のどこかにあるので、実家にいたとしてもすぐに出すことが出来ません。「この奥にあったんや〜」と見つ出すだけでも一苦労です。

同じスマホでも意味が全然違う

現在36歳の私にとってスマホとは便利な連絡手段の一つですが、20歳の彼女にとってスマホとは「人生の記録」なのです。
もちろん私の人生の記録もスマホにはありますが、10代の記録とまあまあ大人になった後の記録とは意味が違います。

そこで私は思いました。
「ほぼみんなが持っている国民的なスマホとゆうツールのように、同じものなのに世代間によってこんなにも存在意義が変わるモノは今まであったのか?」
60代の母にとってのスマホ、30代の私にとってのスマホ、20代女子にとってのスマホ。これらは全部同じスマホなのに、同じとは呼べないぐらい持っている意味が違うのではないのだろうか。

そりゃぁ、身近なスマホがこうなんだから、世代間で分かり合えないことってたくさんあるよね〜と納得。私は仕事上、幅広い年齢層の人と働きますが、たまに「そこ?」というギャップを感じることはあったからです。
なんでもわかった気でいましたが、すみませんおばさん何もわかってなかった。もちろん私にも10代20代の経験はありますが、2024年現在の悩みなんてなーんにもわかっちゃいないのです。

異文化交流って大切

歳を重ねると、アドバイスおじさんやおばさんが多くなるみたいですね。知っていたけど「もしかしたら私そうなんじゃない?!」と思えるきっかけになりました。気をつけよう。
このように我が身を振り返られるので、歳の差や他業種などの異文化交流って大事ですね。もっと積極的になろうとも思いました。

この日に知ったもう一つの異文化があります。
それは現在地を共有できるアプリの存在です。
存在は知っていましたが、知った頃には30代でそれがなくとも30年間生きてこれました。だから私にはそのアプリは必要ありません。「きっと彼氏の場所が知れたら安心できるのかな?」私の理解はここまでです。

しかし20歳の彼女は仲のいい友人同士で位置情報を共有しているようです。「A子はいま東京なのね」とか「B子は今日ずっと仕事場にいるのね」など友人同士で知れ、「近くにいるならご飯行こう〜」などと気軽に誘えるメリットがあるそうです。
しかし共有するには相互フォローが必要みたいで、フォローを外してしまうと相手に位置情報が共有されなくなるそうです。勝手にフォローを外して喧嘩になるとかならないとか…。

他にも女子高生の間で”ビーリアル”という人気のアプリがあるようです。インカメラで自分を撮って、2分以内に外のカメラで撮ってリアルを共有するアプリらしいです。
ぶっちゃけ位置情報共有も、ビーリアルも私の理解を超えてます。「なんでそれするの?」「楽しい?」「なんで??」何がいいのかなどは全くわかりません。

いやむしろ、36歳の私が10代の流行を理解しようと思うこと自体が間違えているのかもしれません。当時の私がカメラ付き携帯を欲しがっていた時に「この気持ちわかるまい」と教師や親を思っていたように。そうゆうものが脈々と続いているのが人間の文明なのかもね。

どうせこれからは若者の気持ちなんて理解できないんですよね。はい、諦めます笑。でもせめて知識として知っておきたいなぁ〜とは思っています。2024、2034、2044年…の若者の流行り。きっとますます理解の難易度が上がることでしょう。そう思いつつも面白くなりそうな予感がしてドキドキします。
そんなことを考えながら、これから出会える年の差の友人との未来を楽しみにしています。そして、彼女ともまた会える日を楽しみにしています。








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