つきむらかおり

海の見える街から自由に綴る。瀬戸内、岡山に生息。夏と海と島が好き。テレビよりラジオ。ピ…

つきむらかおり

海の見える街から自由に綴る。瀬戸内、岡山に生息。夏と海と島が好き。テレビよりラジオ。ピアノと英語少々。公式、非公式問わず、コンテストやお題や企画に姿を現します。"スキ"されると追いかけます。

マガジン

  • つきむらかおり書き集め。

    企画やコンテストに投稿したエッセイ、小説集。

  • 90秒で読めるエッセイ書き集め

    600文字〜1000文字程度、1〜2分で読める、つきむらのエッセイ集です。わりと軽快系。たまに短編も混じってます。

最近の記事

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わたしはこんな人。名刺代わりの記事紹介「7作品」。10/27更新。

星の数ほどのnote作品からわたしを見つけたあなたに。ありがとう。そして、はじめまして。それでは、名刺がわりの記事紹介をどうぞ。 2020年10月よりちょっと留守にしております。ちょこちょこ覗きに来ていますが、更新はもうしばらく後になる予定です。 ✳︎ note界の住民になったのは、2020/8/23。俗世の肩書きやキャリアを脱ぎ捨て、入り浸っている。 瀬戸内育ち。18歳で九州にわたり、十数年を経て瀬戸内に還る。岡山県玉野市に根をおろし、海を眺めて生活中。(移住組)

    • 留守の間に、受賞してるっ!#おむすびの輪 ゆるコンテストで「おむすび賞」いただきました!ハスつかさん、ありがとうございます😭💓 https://note.com/tukamatter/n/n2112b3449914

      • 新しいチャレンジを見つけたので、しばらく留守にします。その期間、追いスキできませんが、嫌わないでね😌💦

        • 祖母のつくる"ちらし寿司と梅干しのおむすび"〈#おむすびの輪〉

          もう一度食べたい。でも、もう二度と食べられないおむすび。 ✳︎ わたしは子供の頃から「米派」だった。家族全員の朝食が食パンだったのに、ひとりごはんを突き通し、母をよく困らせていた。 そんなわたしのごはんのお供、それはいつも同じだった。そう、お供は祖母のつくった梅干し。 祖母は毎年梅干しを漬けていた。ちょっと大きめで酸味たっぷりの梅干し。口に入れるとどろっと酸っぱい液体が口いっぱいに広がる。 それが消えない内に、ほかほかごはんを口に放り込む。最高だ。 梅干しを食べ終

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        わたしはこんな人。名刺代わりの記事紹介「7作品」。10/27更新。

        • 留守の間に、受賞してるっ!#おむすびの輪 ゆるコンテストで「おむすび賞」いただきました!ハスつかさん、ありがとうございます😭💓 https://note.com/tukamatter/n/n2112b3449914

        • 新しいチャレンジを見つけたので、しばらく留守にします。その期間、追いスキできませんが、嫌わないでね😌💦

        • 祖母のつくる"ちらし寿司と梅干しのおむすび"〈#おむすびの輪〉

        マガジン

        • つきむらかおり書き集め。
          12本
        • 90秒で読めるエッセイ書き集め
          8本

        記事

          【90秒エッセイ】美しい人とは。

          あなたが思う美しい人は、どんな人ですか。 ✳︎ 歳を重ね、自分の理想とする像が変わってきたように思う。かつては、人の外見的な"美しさ"を羨んでばかりいた。ところが今は、自分で備える"美しさ"に興味を持っている。 “20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績よ” VOGUE :ココ・シャネル! 新境地を開いた女の人生を輝かす30の言葉。 1.姿勢の正しい人は美しい常に背筋が伸びている人は、隙のない凛とした美しさがあり、所作まで

          【90秒エッセイ】美しい人とは。

          渥美まいこさん主催のお月見コンテストで「三日月賞」をいただきました!皆さんのユニークなお月見で溢れているので、是非、覗いてください。↓↓ https://note.com/atsumimaiko/n/n190ac89dac9c

          渥美まいこさん主催のお月見コンテストで「三日月賞」をいただきました!皆さんのユニークなお月見で溢れているので、是非、覗いてください。↓↓ https://note.com/atsumimaiko/n/n190ac89dac9c

          「追いスキ」の作法。noteとわたし

          「"スキ"されると追いかけます」わたしのプロフィールにはそう書いてある。 事実、トップページにあるnoteからの「おすすめ」とされている記事をチェックするのではなく、"スキ"をしてくださった方のnoteを読み漁る毎日だ。 スキを追いかけることを勝手ながら「追いスキ」と呼んでいる。ここでは、わたしなりの「追いスキ」の作法をまとめてみる。 はじめて"スキ"をくださった方のところへは、"スキ"の手土産を持って丁寧にお邪魔する。初対面の緊張感を持ち、ご挨拶も長めになるので少し滞

          「追いスキ」の作法。noteとわたし

          「食べ頃のふたり。黒とニーナ。」

          あなたはどちらが好み?黒とニーナの正体とは? ✳︎✳︎✳︎ 黒「それで?彼氏とはどうなった?」 ニーナ「彼じゃないよ、まだ友だち!」 黒「はぁ、なかなか進展ないのね。さすがの身持ちの固さだわ。モテるくせに引っ込み思案なんだから。」 ニーナ「そんなことないよ。黒ちゃんの方が人気者でしょー。」 黒「ただ、おっきくて目立つからよ。ババーンとしてりゃ有名にもなるわ。ニーナは品よくお嬢さまだから、高嶺の花で声をかけられないだけよ。」 ニーナ「黒ちゃんは堂々としてて、そのま

          「食べ頃のふたり。黒とニーナ。」

          >つきむらさんは、人が紡ぐ「日常」のうつくしさを綴ることの天才だと、本気で思います。 桃胡雪(みるくゆき)さんに一生分褒めていただき、歓天喜地の大騒ぎです。雪さんありがとうございました⭐︎↓↓ https://note.com/thickfogyuki/n/n9db88273df1d?magazine_key=m0754fd1aaded

          >つきむらさんは、人が紡ぐ「日常」のうつくしさを綴ることの天才だと、本気で思います。 桃胡雪(みるくゆき)さんに一生分褒めていただき、歓天喜地の大騒ぎです。雪さんありがとうございました⭐︎↓↓ https://note.com/thickfogyuki/n/n9db88273df1d?magazine_key=m0754fd1aaded

          また読みたいおすすめnote8☆つきむらの不定期便vo.1

          毎日たくさんのnoteを読ませていただき、これほど"読むことに満たされているのは人生はじめて"と思うくらい、刺激に溢れた日々を過ごしています。 わたくし記憶の定着が悪いもので(詳細はこちら)、また読みたいと思ったたくさんのnoteの中から、苦渋の決断の末にひろいあげた8記事を、まとめさせていただきました。 個人のメモに留めるにはもったいないので、「また読みたいおすすめnote」として、不定期にちょこちょこ投稿していきたいと思います。 なお、勝手に紹介させていただいており

          また読みたいおすすめnote8☆つきむらの不定期便vo.1

          【90秒エッセイ】バックミラー越しの"ちらり"と一瞬のドラマ。

          あなたはどんな顔をして運転をしていますか。 バックミラーにはドラマが詰まっている。 わたしは40分ほどかけて車で通勤している。赤信号、バックミラー越しに"ちらり"と覗くのは、後ろの車を運転する人の顔。 (運転中のよそ見はダメです。よそ見を推奨しているわけではないので、歪曲して受け取らないでね) 他人の空間を覗く、ちょっとした背徳感。名も知らない人と視線を交わすような不思議な感覚。偶然の出会いによる稀有さ。 あぁ、堪らない。特にひとりで運転している人。 吽形像ばりに

          【90秒エッセイ】バックミラー越しの"ちらり"と一瞬のドラマ。

          閉店前日、花園町のミスドにて。母と振り返った家族の30年。〈#ミスドの思いド〉

          「松山市花園町のミスドが閉店する」 どうしてもさいごに母と訪れたくて、閉店前日に足を運んだ。それは2015年10月30日のこと。 ポンデリング、オールドファッション、チョコオールドファッション。 カウンターの向かいのテーブル席に場所を決め、店内をゆっくり見渡しながら、お馴染みのドーナツに手を伸ばした。 店内はハローウィン仕様になっていて、その賑やかさが逆に物悲しく感じる。 「スクラッチたくさんしたよね。」ぽつりぽつりと母が話始めた。姉とミスドのスクラッチカードを競う

          閉店前日、花園町のミスドにて。母と振り返った家族の30年。〈#ミスドの思いド〉

          望月は陰る。雨に詠むさいごの歌。〈#新しいお月見〉

          こちらは、月読(ツクヨミ)に願いを。雨おんなは歌を詠む。のペア作品です。 ◇◇◇ 望月の夜。冷気を帯びた秋の風が首筋をなでる。 月読(つくよみ)の 光りに来ませ あしひきの 山きへなりて 遠からなくに 〈遠い距離ではないのだから、月の光を頼りに来てください。〉 日付が変わった誰もいない公園で立ち尽くす。まさか今日、彼女がこの歌をおくってくるとは。 この歌の返答歌は、"断り"のひとつのみ。 これは、彼女なりの決別の報せではなく、わたしに決断を委ねた彼女らしい手立て。

          望月は陰る。雨に詠むさいごの歌。〈#新しいお月見〉

          月読(ツクヨミ)に願いを。雨おんなは歌を詠む。〈#新しいお月見〉

          こちらは、渥美まいこさん企画の#お月見コンテストで「三日月賞」をいただいた作品です。 ✳︎✳︎✳︎ 望月の夜。秋風がひやりと窓から流れこむ。明日、わたしはきっと"雨おんな"に戻る。 わたしはそっとつぶやく。 天(あめ)にます 月読壮子(つくよみをとこ) 賄(まひ)はせむ 今夜(こよひ)の長さ 五百夜継ぎ(いほよつぎ)こそ 月の神様、月読(ツクヨミ)様。どうかこのまま夜が明けませんように、と静かに願う。 彼と過ごした日にちを数えてみる。彼にとってこの日々は短かったの

          月読(ツクヨミ)に願いを。雨おんなは歌を詠む。〈#新しいお月見〉

          ひだまりカフェの新メニュー「喜怒哀楽のスープ」〈#motohiroとカフェ〉

          今日もわたしはあのカフェに向かう。お目当ては限定ランチ。それから、あのチーズケーキ。 ✳︎ わたしの朝は、ルーティンから始まる。顔を洗い、さくっとメイクをする。残念ながら口紅が似合うような顔ではないから、パウダーファンデーションにチークを少しのせるだけ。 そして食パンを半分に切り、バターを塗って温める。いつかの帰り道に買った"幸福の木"を眺めながら、食パンをいただく。そして朝食のお供、牛乳をゴクリと飲み干し、会社に向かう。 通りすがりに振り返られるような美人でもないか

          ひだまりカフェの新メニュー「喜怒哀楽のスープ」〈#motohiroとカフェ〉

          【90秒エッセイ】楽譜を読み続けられないわたしのピアノ。

          本を覚えていられないわたしは、楽譜も覚えていられない。もっと言えば、楽譜を読み続けられないし、楽譜も覚えていられない。 3歳から音楽を習いはじめ、13歳まで続けたエレクトーン。社会人になって始めたピアノ。 わたしはほぼ楽譜を読んで弾いていない。 もちろん初見では楽譜を読む。いや、正確には音符を読む。ひとつひとつのおたまじゃくしが、何の音を指しているのか確認する作業を行う。 ただ、これが重なり曲になると、突然読めなくなる。"楽譜を読みながら弾く"これは至極難しい。どこを

          【90秒エッセイ】楽譜を読み続けられないわたしのピアノ。