師匠へ。

師匠とお別れして早7年が経ちました。

今でも師匠と出会った時のこと、師匠の笑顔、師匠から言われたこと思い出します。

はじめて喋ったのは人見知りでボウリング場スタッフをしていたとき。
常連だった師匠がニコニコして話しかけてくれました。

ときには人生相談を真面目に話したこともありました。

ボウリングをし始めた時、誰をお手本にするか迷ったら師匠が一番基本的な投げ方だから参考にしたほうがいいと周りから言われ、師匠が投げに来た時はずっと見ていました。

練習していて、スペアをミスるとケツバットするぞ〜っていいながらサンダルでお尻を叩いたこともありましたね(笑)

師匠が病気をしたとき、お見舞いに行ったらかわいい看護士さんを追いかけてましたね(笑)

私がボウリング場を突然辞めたあと、ご飯を食べに行きましたね。

市バスの運転手さんで、見かけると手を降ってくれたり、クラクション鳴らしてましたね(笑)

師匠がどんどん痩せて、私がおんぶできたとき本当に驚きました。

最後に会ったのは亡くなる1週間か10日前の大会でした。あの時もっといっぱい話していたら良かったなと後悔しました。

葬儀の日、周りが何事かと思うくらい大号泣しました。ご家族よりも私が泣いていたので、隠し子じゃないかと疑われないか心配しました。

師匠が亡くなってしばらくはリーグ中、後ろで見てくれている様な気がしていました。

今もリーグでスペアをミスしたら師匠からケツバットするぞって言われるなって思ってます。

なんも進化しない弟子ですが、これからも温かく見守っていてください。

あの世で会ったとき、ニコニコの笑顔で声かけて下さい。

父親の様な師匠が、私はいつまでも大好きです。


なんか疲れてる25歳。
師匠と私

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