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鬼の居ぬ間に・・・のアペリティーボ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日は一日、フランスのポルシェ・クラシックの方々とご一緒して、楽しく過ごしました。 車関係のイベントは久し振りで、と言うかまぁイベント自体が久し振りでした。 かなりの方が英語を話すので、フランス語できない私で大丈夫。

その昔「フランス人は英語を喋れても、喋ってくれない」だとか、「フランス語できない人を馬鹿にしている」などということを聞いたことがありますが、個人的に知っているフランス人は誰1人そんなことないし、フランスではホテルやレストランでも困ったことがない私です。

昨日のことを書きたいけれど、写真も沢山あって、この週末は締め切りを抱えていたりして・・・・、昨日やるはずが遊んでしまったのでね。別の日に改めて書こうかと思います。

今日は今週三日間相方がいなかった水曜日の話。 残っているタイカレーを食べようかなぁなどと思っていたら、下に住む友人から電話が入りました。 「彼いないのよね? 今晩2人でアペリティーボしに行かない?」とうお誘い。 子供は夫に預けて、2人で行こうと。 近所に結構良いところがあるらしく、そこへ行ってみたいと言うのです。 私も行ったことないし、全く知らないお店、是非是非。

彼女が電話で予約を入れると、魚ベースの前菜は20€、田舎風前菜は12€と言われたそうで、できれば先に決めて欲しいとの事。 なら両方頼んで全部味見をしましょうと言うことになり、彼女が再び予約の電話を入れてくれました。

かなり近所なのですが、行きにくい・・・。 電灯が全くない道を走り、お店の人が言った道順も、ナビが示す道順も違って辿り着けない! 道ゆく車を止めて、聞いてみました。 そしてやっと到着。 道を知っていれば車で5分くらいの距離なんですけどね・・・。 

入ってみるとまぁ可愛いお庭がありました。

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ウィークデイということもあってか、奥の方は予約が入っていないようです。 静かな空間で、心地よい。 雰囲気もかなり良いのですが、出てきたおつまみを見てもうびっくり仰天!

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これが田舎風12€のプレート。 プラス、フレンチフライが一皿に、ナス料理が別に。

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なすとトマト、味的にはパルミジャーナと同じ感じ。 そして魚介ベースの方は、

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これまたすごい量です。 これが一人分ですから・・・。 とりあえず魚介の方から取り掛かりましたが、食べきれない。 途中で「田舎風の方は手をつけないで、テイクアウトしましょう」ということになりました。 画像奥、小魚のフリットもおいしかった。 後はスモークカジキ、スモークマグロ、スモークサーモン、シュリンプカクテル、蛸足日本、魚介のサラダ、サーモンとモッツァレッラ、ヒコイワシのマリネのブルスケッタ・・・。 そしてムール貝の白ワイン蒸し。

肉とチーズ関係はテイクアウトで決まったところ、なんと!

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パスタが出てきたのです。 手前は田舎風についてくる物で、なすとサルシッチャ。 奥はカジキとナスとミント。 ふー、考えられない量でした。

結局パスタは彼女がお持ち帰りをし、私はハムやチーズなどベースの「田舎風前菜」そのまま丸ごとお持ち帰りです。 

どちらのプレートを選んだとしても、女性1人で食べ切るのはまず無理でしょう。私達、2人でやっと魚介プレートを片付けたって感じですから。 そしてさらにパスタ? このお店は普通にレストランもやっていて、ピッツァもあります。 目の前を運ばれていくピッツァを眺めていると、かなり美味しそうであります。 

テイクアウトの箱を抱えながら、「次はピッツァね」と言いながら帰路についた私達でした。

満足。

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