今シーズンお初、そしていつ迄飽きずに食べられるか?
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
いよいよやって来ました、トマトソースのシーズンが。
トマトソースをこよなく愛するシチリア人、とにかくその使用量が凄い。
勿論トマトソース自体は一年中ありますよ、瓶詰めも売っているし、トマトの水煮缶でも作ります。
でも完熟トマトが美味しくなってきたこれからは、自作のトマトソースの登場です。
作り方は家庭によって違いますが、適当にカットした完熟トマト、玉ねぎ、バジリコ、水、これらを鍋でコトコト・・・。
その後裏漉しして、さらに水分を飛ばすために煮詰めていきます。
ニンニクを加える人もいますね。
まだ家にトマトがあるのに、八百屋へ行くたびに購入する我が相方、不思議。
そして食べきれない、でトマトソースを作るという流れです。
まぁ彼が作るので、私は文句は言いません。
そして、ナスもまぁまぁ美味しくなってきたので、今シーズン初めて買いました。
そうなると登場するのはこれしかありません。
ナスとトマトのパスタです。
ナスは角切りのときもあるし、今回のようにスライスの時も。
スライスしたナスを揚げて、細く切ってからトマトソースに投入。
アルデンテに茹でたパスタと共に、よく絡めます。
上にはパルミジャーノではなく、リコッタ・サラータがシチリアでの決まり事。
パルミジャーノよりもずっと主張があります。
本来はリガトーニで作るのが王道らしいですが、そしてパスタソースによって合わせるパスタの形状の決まり事がありますが、トマトソースだけは例外というか、何を合わせても良いらしい。
今回はタリアテッレ。
私は食べ終わった時にソースが残らない程度の分量が好きなのですが、シチリア人は山盛りのトマトソースを盛ります。
ソースの山?ソースの海?
美味しいトマトソースですが、美味しいノルマ風パスタですが、これから夏中食べることになるので、8月半ばには飽きてしまいます。
相方は週4回くらいこれでも良いらしい。
私は・・・無理無理。
これ、毎年同じことを書いているわ(笑)。
このパスタだけではなく、カポナータ、ナスのパルミジャーノなどなど、トマトソースを使うシチリア料理は沢山あります。
さて今年はいつまで飽きずにトマトソースを堪能できるか?
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