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アグリツーリズモでのランチ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

イタリア時間でおはようございます。
何と今日は3日連続でお日様が顔を出してくれています。
きゃー嬉しい! ところが明日はまた雨の予報なんだとか・・・。
トホホ。

先週の日曜日、セジェスタという所へ行きました、ギリシャ風の神殿があります。
ギリシャ風であって、話すと長くなるので割愛しますが、神殿として完成もしなければ使われたこともない物です。
私の大好きな場所なのですが、最近又発掘を進めているというので、どんな感じか見てこようと思ったのです。


神殿はこんな感じ。
この場所はなぜか空気が違い、私のパワースポットになっています。
何て言うのかなぁ、スピリチャルな物を感じるのです。

結構沢山歩き、さてランチはどうしましょう?
この辺り、それほど選択肢があるわけでもないのでね。
愛しのGoogle Map に伺ってみたところ、近くにアグリツーリズモがあるらしいので、そこへ行くことにしました。
ナビに従って車を走らせると、最初は 1,4Kmと出ていたのにどんどん距離が長くなっていく、何故?

結果、5Km以上走ったかな?それも最後の3kmくらいは細ーい山道でちょっと心配、でもUターンできる場所もないからとにかく前進あるのみ。

最終的にはちゃんとたどり着けました。

ランチを食べられるかどうか尋ねたら、席はあってフィックスメニューのみとのこと。
それで行きましょう。

程なくアメリカ人の20人弱のグループが入ってきました。
えっ?そういう場所なの?ここは。
知られている場所なの?

黙って座ると「ワインは白か、赤か?」と聞かれ、「白」というとボトルがデンと置かれました。
自家製です。

それを飲み始めると前菜がきました。

おー、いい感じではないですか!
こういうの、好き。


こんな感じに取り分けました

ワイン、野菜、オリーブオイルは全て自家製だそう。
チーズやサラミはどうだか聞かなかった。

次にプリモが二皿。

穴あき極太ロングパスタ、ポークのラグーと、アスパラガスソースのニョッキ

この極太パスタ、パレルモ辺りでは「マッケローニ」と呼ばれていますが、他の土地へ行くと呼び方が変わります。
私たち日本人にとって、マカロニと言ったらショートパスタですよね?

そしてセコンドも二皿。


ビーフのタリアータ

これがかなり美味しかった。
シンプルな物ですが、お肉も柔らかく味わい深い。


ローストポーク、オレンジソース

ローストにはポテトが付き物です。

もう満腹、流石の相方も満腹。
私よりもパスタを食べていましたからね。

でも、デザートも付きます、これなしでシチリア料理は語れませんから。


カッサテッラというシチリアの定番ドルチェ

生地はビスコッティぽいのとパイっぽいのがあります、ここのはビスコッティタイプ。
中にリコッタクリーム(リコッタとお砂糖)が入り、揚げてあります。
私はドルチェは食べないのでキャンセルしようと思ったら、お店の方が「持って帰りなさい」と。
で、翌日彼が食べていました。

気が付くと満席、地元の家族もサンデーランチを楽しんでいました。

わざわざもう一度足を運ぶかどうかはわかりませんが、偶然出会った素敵なお店でした。
幸せ。

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