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アーティストにとってホームページって必要なの?

こんちわっ!バンドサウンドクリエイターかおりPです!

最近はもちろん曲作りも進めているのですが、それと並行してマネジメント業務にも力を入れていこうと思いまして。
自分のホームページを作ってみたんです!

こんな感じです。超シンプル。

今回はそれに関してのお話です。
私が使ったサービスやホームページの内容、無料と有料どっちがいいの?ということだったり、そもそもホームページって必要なの?といった疑問に対する私なりの答えをざっくりと語っていきます。レッツゴー!!


使用したサービス

ホームページ作りにはいろいろなやり方がありまして、それこそ有料のものから無料のものまでさまざまあるのですが、私が使ったのはJIMDO(ジンドゥー)というサービスです。

こちら、無料でもなかなかクオリティーが高いサイトを作れるのでオススメですよ!
昔バンド活動をやってた時代にも同じサービスを使用していました。

他にもWIXだったりペライチだったり、私が最近まで使用していたlitlinkだったり(これはホームページとはちょっと違うかもだけど…)、いろんな選択肢があります。一応リンク貼っときますね。


さて、ここではJIMDOに絞って解説していきます。

JIMDOではまず…

①ジンドゥークリエイター
②ジンドゥーAIビルダー

の2つのどちらかのプランを選ぶことになります。

①の方は細かい設定ができたりするみたいなんですが、②だと好みや用途などいろいろ質問されて、それに回答していくとAIがいい感じのホームページを自動で作ってくれます。すごいですね!!
ちなみに私は最初は②の無料プランを選びました。

内容について

簡単な枠組みができたところで、デザインやリンクなど細かい設定を手がけていったのですが……
基本的にはそれまで使っていたlitlinkに準じて編集しています。
サブスクへのリンクだったり、他のSNSへのリンクだったりを設置して。あとはお問い合わせフォームを用意してみたり(どんなお問合せがくるのか知らないけど……)。

ただ!litlinkでは細かいデザインまで決めることができなかったのと、情報を多く載せようとすればするほどごちゃごちゃしやすいところがあって、やっぱりJIMDOの方がページを分けられるぶん扱いやすいですね。

あと、何気に助かるのがスマホから見るのとPCから見るのとでどう見え方が変わるかプレビューできるところ!
PCで編集してスマホ画面で確認、というのもできちゃいます。

無料と有料どっちがいいの?

無料プランのままでもいけるのですが、年間1マンちょい払えばアップグレードができ、独自のドメインを取得できます。
それまでが『○○○.jimdosite.com』だったのが『○○○.com』になるわけです。後者の方がスタイリッシュですよね。

他にも、ページ数を増やせたり、SEO対策ができるようになったりなどいろいろパワーアップするのですが、正直どっちがいいかは人それぞれなところが大きいです。
独自ドメインだろうがサブドメインだろうが気にならない人は気にならないでしょうし。

あとは広告の非表示化だったり。
無料プランだとホームページの下の方で「JIMDO」って文字がスクロールに合わせて追いかけてきます。ウザいです。

私のオススメは…
『まずは無料でトライしてみて「あー課金しないとこうなるんだ」ってことが分かってそれを不満に感じるようならアップグレード』
って流れがいいかなと思いますよ。

私は無料プランから数日でSTARTプランにアップグレードしたのですが、正直息苦しさが全然違います。
「いや、あんなシンプルなホームページで何言ってんの?!」という話はさておき(笑)。

これは私の価値観なんですけど、スペースがあるからってやたらめったら詰め込むのあんま好きじゃないんですよ。
私の音楽性にも表れていることなんですけどね。

そうそう、音楽性とデザインをリンクさせたかったからこうなったんです。本当ですよ!!

アーティストにホームページって必要?

さて、ここでタイトル回収。

アーティストにホームページって必要?とのことなんですが、ぶっちゃけ必要ではないです(笑)。

え???!!!
今まで語ってきたこの流れでそれかい!!!とお思いでしょう。

順に理由を見ていきますね。

一昔前と比べてSNSの充実度が違う

なぜかというと、まず『一昔前と比べてSNSの充実度が違う』ということ。

ホームページを作る前に近辺調査をしようと、何人かの有名なアーティストの方をググってみたり𝕏に飛んでみたりしてみたのですが……

わりと有名なのにホームページない人(グループ、バンド)、結構いたんですよ。
litlinkやFacebookページで済ませちゃってる方もちらほら。

私の方でもlitlinkとJIMDOで訪問者数のデータを取ってみたんですが、そんなに変わらないですね。
(一人あたりがページを複数移動している分、ビューは増えています。)

おそらくなんですが、ホームページのクオリティがどうこうというより、”lit.link/〜”というURL表示が𝕏で充分に市民権を得ているからだと推測してます。

今さら「どっかの怪しいサイトに飛ばされるんじゃないか」って警戒する人、まずいないんじゃないでしょうか。

おまけに、何か個別にメッセージをやり取りしたくなってもそのSNS内で完結できますし、お金が絡むことならココナラやアズカリに飛んでもらった方がお互い安心だし。
わざわざホームページ内でネットショップ開いたりする方が煩わしいんですよね。

検索される程の知名度ではない

これは自分でも書いててグサッとくる内容なのですが……

例えば……あるアーティストの作品をどっかの街頭で偶然知ったり、メディアなんかで取り上げられてたりなんかして「へー調べてみよう!」でググってみたとします。

それで公式ホームページがでてきたら「あ、ちゃんとやってる人なんだな」ってなるじゃないですか。

ところが……インディーズ系のアーティストにとってはそもそも知られることが大切なわけであって。ホームページを用意して検索からの流入を狙うなんて知られてから考えることなんですよ。

それか有益な情報を取り扱っているか
私のこのnoteだってそうなのですが、例えば私が「こうしたらいい曲になるよー」的な内容の記事を多く書いて、"いい曲の作り方"みたいな語句で検索した人がどれほどのものかと聴きにくる。
この場合、有益な情報である"いい曲の作り方"が私と潜在的ファンの橋渡しをしていることになります。

ここでやっとホームページの出番なんですよ。

翻って、まだそこまで公ではない人への大体の流入経路って𝕏が絡んでませんか??
ホームページやlitlinkと𝕏って、いわば東京駅と新宿駅みたいな関係なんです(わかりにくい?ごめんね)。

ちょっと話が逸れますが、そもそもlitlink自体が𝕏でのプロフィール表示に制限があるからこそ栄えたサービスなんじゃないかと。
あそこがゴチャつくのが嫌だから、導線を整えた結果ミニマルにこうなった、と。

そのリンク表示が信頼にあたる語句で構成されているからこそ、人は導線を往くのではないかと私は考えます。
そうなってくると、不本意ながら独自ドメインの存在意義も薄れてきてしまいますね。

要するに…
「これをきっかけにこっちにも来てほしい!」という駅や線路はまず確実に張り巡らせるべき。
ただ、流入元がSNSならわざわざホームページをこさえるほどではない。

というのが私の考えです。いやホームページ作ってますけどね私。
これがいわゆる自己満ってやつです(笑)。

最後に

いかがだったでしょうか。ってなんか説得力ない感じになってしまいましたけど。
まあ何事も人生経験ですよね。もう先払いで向こう一年間はJIMDOと契約しちゃってますし。

ただですね……最後に一言。
「アーティストにホームページはあった方がいい?」と聞かれたなら、わたしは「あった方がいい」と答えます。
つまり、必要ではなくあった方がいいということです。

どうしても𝕏だけだと情報が流動的になってしまいますし。例えばライブ告知なんかだとずっと固定してないといけなかったりして。
litlinkでも旬な情報を伝えるのは不可能じゃないんですけど、本当に興味や好奇心がある人しかタップしてくれないんですよ。広告効果としては薄いんです。

そんなときに、たまたま興味を持ってくれた人に少しでも『ちゃんとやってる感』が伝わればいいかなって、私は思ってます。
ちゃんとやってる感=ブランディングとも捉えてますね。

あと、これはイメージですけど、ちゃんとした仕事の依頼って𝕏のDMからはこない印象です。
そういうのってちゃんとしたお問い合わせフォームからくる印象です。私は特に依頼を受けての創作はしてないんですが、依頼する側だったとしたらちゃんとやってる感がある人に頼みたいですね。

あ、メジャーのアーティストは大体オフィシャルホームページありましたよ。
ひょっとしたら、そういうところでじわじわと知名度の差がついてるのかもしれませんね。

まあ、しばらくは続けてみます。マイホームページ。
広大なネット社会に自分の一軒家が建った気がして、悪い気はしないですよ。

かおりP



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