美ヶ原高原と霧ヶ峰高原のちょうど真ん中にある三峰山に登りました。
往復1時間くらいで登山道も歩きやすく、ここだけ目指すなら、登山の格好じゃなくても大丈夫、というくらいに優しい山。

ここの特徴は低いクマザサに覆われた稜線です。

夫曰く、ここに来ると、高い山のないイングランドを思い出すそう。
車山を歩くときもよく「イングランドみたい〜！」と言っています。
遠くから見るとふさふさの芝生に覆われているように見えるし、もしここになだらかで丸い山肌に羊がいたらそこはもうイングランド。

ちなみにここは、登山道の近くの三峰展望台の売店に車を停められるので便利。トイレもあります（有料）。

稜線歩きは太陽の下を歩くことと同じこと。
日陰がないので気温が低くても暑いです。山の日差しは要注意。
この日も21℃くらいでしたが、太陽がじりじりと照りつけ、汗がダラダラ流れてきました。
幸い雲が多い日だったので、時々太陽が隠れる時間もあってありがたかったです。
雲一つない晴天のときは危険……。

この季節の緑は何度見ても惚れ惚れするくらいきれい。
濃い緑、薄い緑、深緑、黄緑、浅緑、萌緑、若緑。
緑の色えんぴつ総出で塗っても追いつかないくらいの、いろんな緑色をいっぺんに見ることができます。

360度のパノラマを楽しみながら、右を見たり左を見たり、振り返ってみたりしながら30分くらい登ると、そこはもう山頂。
あっという間です。

この日は数人の登山客の方とすれ違いました。
ここは比較的いつも人が少ないような気がします。
美ヶ原とか霧ヶ峰へ行く人がほとんどで、ここを目がけて来る人は少ないのかも。静かに歩きたいわたしとしては願ったり叶ったり。

山は夫と登ることがほとんどですが、夫とわたしじゃ登るペースが全くもって合いません。
そこを夫がわたしに合わせてくれているので、多分夫からしたら物足りないだろうなと思います。
夫の基礎体力のすごさと対峙するたび、自分の体力のなさと日頃の運動不足を実感する日々……。
それでも長野に来てからだいぶ強くなったとは思うのだけど、まだまだ修行が足りません。ぜーはー。

この日は他にもやりたいことがあったので、早々に下山して次なる目的地へ移動しました。
その話は次の機会に！