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自虐は言っていいことなんて何にもない。

日本には特に自分のことを謙遜する文化がありますよね。
例えば、誰かに褒められたとしても、すぐに「いえいえそんな」って
言葉を発した方、いるんじゃないでしょうか?

もちろん、私も日本に住んでいる頃は言っていました。
褒められて素直に「ありがとう!」って言ったら、
「え?何この人勘違いしてる?」って思われるんじゃないかと思ったことも
確かに、あった。

さらに謙遜を通り越して、自虐すること。
「私ってデブだから」
「私って頭悪いからさー」
これって中高生の時とかよく笑いながら、友達も言っていた記憶があります。

でもこの自虐言葉、本当に必要でしょうか?
聞いている方も、なんと答えていいやら困りませんか?
言っている本人にも、実はいいことなんて何にもない。
自分をおとしめる言葉が、自分の脳内で認められていくようになるし、
それが普通になってしまう。
本当はそうじゃないのに、徐々に本当にそう見えてしまう事もあると思うんです。

イタリアで生活していると思うんですが、イタリア人はとっても褒め上手だし、
もらった褒め言葉をストレートに「Grazie!」と受け取る。
それは側から見ている私もとっても気持ちよくって、私まで笑顔になってしまう。
そう、褒め言葉=幸せ言葉って、周りも幸せにする効果があると思うんです。

だから、初めは恥ずかしいかも知れない、でも、褒めてくれたら、
一旦「ありがとう!」と言ってみる。いきなりは恥ずかしかったら、
例えば、「そのワンピースかわいい!」と褒めてもらったら、「ありがとう!
これH&Mで買ったんだよ〜!」と照れ隠し的な言葉を添えてみるのはどうでしょう?

そして、自虐言葉は是非やめて、もっと自分に対しても気持ちいい言葉を発すると
聞いている人のためにも、そして自分のためにもいいんじゃないかなって思います。
あなたはどう思いますか?

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