見出し画像

【家つく日記】家探し・土地探しのすすめ part1

前回の家つく日記から時間があいてしまいましたが、今日は、私たちがどのように家探し・土地探しをしていったのか、について振り返ってみたいと思います。


まずはエリアを絞るところから

前回の記事でも書いたように、今住んでいる駅がとても気にっているため、まずはこの周辺で絞って調べてみることに。検索ツールはおなじみのSUUMOネット。とりあえず「新築戸建」「中古戸建」に限定して、物件の情報収集を始めました。

そんな中で目に留まったのが、4LDK・延床90m2以上・3階建ての新築建売物件。間取りもよく、価格も周辺相場に比べて平均以下だったこともあり、問い合わせてみることにしました。

仲介業者との出会い

多くの物件は複数の仲介業者に販売を依頼するため、この物件でも問い合わせ先の仲介業者が複数ありました。その中でも、SUUMOの口コミで一番評価が高かった仲介業者さんにコンタクトを取ったところ、すぐに営業のSさんから連絡がもらえ、その週末に一緒に物件を見に行くことになりました。

今思うと、この時の仲介業者さんとの出会いが、家さがしにおける最も重要なカギを握っていました。粘り強く、信頼できる仲介業者さんと出会えたことを、心から感謝しています。

さて、内覧当日。建物内を見て回りながら、建物の施工会社やその特徴、設備(水回りなど)、窓、サッシなどのグレードを細かくチェックしては教えてくれ、「この建物は中の上グレードですね。だいたい建物価格で●●●●万円でしょう。」といった独自のレーティングを付けて、教えてくれました。

さすが多くの物件を見ているだけあって、施工会社の情報も、グレード感も、全体の中での位置づけで教えてもらえたため、とても勉強になりました。

一方、私たちといえば、「ほ~、新築のにおいがする。」とか「案外広いね。」とか、中身のないふわっとした感想しか出てきません。

見かねた営業のSさんは、「まずは建物のサイズ感とグレード感から決めていきましょう。」と提案してくれました。

確かに、この頃はまだ具体的な延べ床面積のイメージもなく、山のようにある施工会社の特徴も知らず、次にどんなアクションを取っていいかすら、わからずにいました。

「今見れる新築物件の中で、サイズ感とグレード感の異なる物件をいくつかピックアップするので、次回は建物ツアーをしましょう!」という提案に、目を輝かせて「ぜひお願いします!」と即答した二人でした笑

百聞は一見に如かず

翌週末、Sさんの案内で、都内3か所の物件を見て回わることになりました。当たり前ではありますが、同じ建売でも値段が異なるのは、土地と建物の価格のバランスが違うためで、できるだけコストを抑えて全体の価格を下げている建売もあれば、注文住宅並みのコストをかけて、おしゃれで便利で立派な作りをした建売物件もありました。

建物のサイズ感についても、4.5畳の子供部屋を狭いと感じるか?、LDKは何畳以上あれば許容できるか?洗面所・お風呂は一坪タイプで十分か?など、用途ごとに生活をイメージしながら部屋を見渡すと、おのずと自分たちの「ものさし」ができてくるのを実感しました。

建売物件の良さは、なんといっても既に完成している中から気に入ったものを選べ、すぐに住み始められること。そういう意味では、建物の希望サイズが決まれば物件は絞り込まれ、内見を続けて設備のグレード感がわかるようになれば、許容レベルも決められ、いつかは「ちょうどいい」物件に出会えるのでは…という前向きな気持ちになりました。

今度は土地を見てみよう

営業のSさんは、土地のサイズ感も知っておくほうが良いということで、販売地もいくつか紹介してくれました。土地には「用途地域」という区分けがあり、建物の高さに制限があることや、建蔽率・容積率といった制限があることなども丁寧に教えてもらい、必要な建物のサイズ感に見合った土地の面積という観点も重要であることを知りました。

また、販売地に実際に行ってみると、書面の物件情報だけではわからない立体的な情報がたくさんありました。例えば、ある物件は真横に川が流れていたり、目の前が小学校だったり、すぐそばに巨大な鉄塔が立っていたり、幹線道路が近くて騒音が激しかったり、、、。

やはり、その場に立ってみなければわからない一次情報が多すぎて、家・土地探しは足で稼ぐしかないなと実感しました。そして、こんな初心者にも粘り強く付き合ってくれるSさん…。私たちの家探しオンボーディング期間をあたたかくサポートしてくださいました。感謝。

見えてきた私たちの理想

何件もの物件を見て、知識と感覚を磨いていくことで、ようやく私たちの理想とする家の枠組みが見えてきました。ぼんやりとしていた像が、焦点を結んで、はっきりとしていくような感覚に近いのかな。

この頃には、自分たちでもSUUMOネットで出ている物件の中から見たい物件をピックアップしたり、判断できるようになっていたような気がします。夫が積極的にサーチしてくれたため、毎週末のように物件や土地を見に行くことができました。

並行して、結婚式の準備を進めていたこともあって、家探しを2か月ほどお休みしましたが、その間もSさんからは物件の未公開情報などを定期的にお知らせいただき、つながりをキープしていました。

ここまでが、家探しの前半戦。2023年1~3月頃の出来事でした。

次回は、大切な「予算」の話に触れ、後半戦につなげていきたいと思います。それでは、また読みにいらしてくださいね~!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?