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【校正・添削で新たに知ったこと・はっきりしたこと⑦】

自分の思い込みに頼らず、必ずいちいち調べることが大事。自分の成長にもつながる。

格好」と「恰好」。似たような意味だけど、二つ漢字があって、どう使い分けたらいいのか分からない、ということありませんか?

結論からいうと、意味の違いはないそうです。 「恰」は常用漢字ではないが、「格」は常用漢字であるというだけの違い。だから、学校では「格好」と習うんですね。なぁんだ。

〈恰(あたかも)好(よし)〉の意で、「ちょうど似つかわしいさま」というのが原義だそうです。
形がちょうどよいというところから、姿・形の意にも転じたそうな。  

「格好(恰好)いい」「格好(恰好)悪い」「年格好(恰好)」「座った格好(恰好)で」というのは「外見・体裁」の意味。

「格好(恰好)の標的」「格好(恰好)のネタ」のような使い方は、「ちょうどいい状況」の意味。

意味の違いはなく、使い分ける必要はないそうですが、同じ作品の中で使いわけると「表記のゆれ」になり、よくありません。

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