エミリー・ヴァンキャンプ、マデリーン・ストウ、ガブリエル・マン

全面的にネタバレです。未見の方はネタバレ無し感想をお読みください。<

特に草彅 剛「嘘の戦争」や上野樹里「アリスの棘」が面白かった方は、ネタバレ無しの記事をご覧ください。

一話の冒頭、エミリーとダニエルの婚約パーティーで
ダニエルが撃たれて、母親ヴィクトリアがぎゃああってなって
おお？っとなってからの
過去に戻り…というパターン

とにかくエミリーが美しい、カワイイ(笑)
ただこれ、１５話でダニエルが死んで
シーズン１で終わり、でも良かったんじゃないか、と(笑)

２２話×４シーズンもひっぱってるから、途中で本来の復讐と関係ない
小悪党が出てきていろいろひっかきまわしてくれたり、
エミリーもだんだん、何がしたいのかわからない人になってきたり。

視聴率悪ければ途中で打ち切りになるアメリカで
４シーズンも続く、という事は人気でそれだけ面白いんですけど…

日本のドラマは１０話位で完結するので
スッキリして、その点かえって良いと思います。

シーズン１最後にヴィクトリアが死んだ？となった時は、
この人いなくなったら魅力半減するだろうと思ったけど
やっぱり生きてましたね(笑)

あんなに純粋だったダニエル坊やが、あーんな捻くれた人になっちゃったのはショック。
それだけエミリーが好きだったからこそ、でしょうけど。最後はちょっと真人間に。

コンラッドはなんだかんだで魅力的な人でした。

それにしても、自分たちがエミリー（アマンダ）の父親陥れて死においやったというのに、
全く？罪の意識がなさげなコンラッドとビクトリアの二人。
ビクトリアなんて愛人だったのに、その娘に対する愛情とかはないのか？
前の奥さんの娘ってただの邪魔者？？

本来の復讐劇だけではなく、いろんな人が逆恨み？で
エミリーの敵になっていく復讐の連鎖。

普通に良い人って死んじゃったデクランとジャック？位？

ダニエルの妹シャーロットが高校生なのに、
ビクトリアみたいに、相手の弱みを握って力づくで人を自分の思い通りに
する（シーズン１）シーンが恐ろしかったです。
おじいちゃんもそういう事してたし…家庭の教育ですね…

一番の？救いは、コンラッドが血のつながってない娘
シャーロットのために、一瞬だけど全てを投げうとうとした事。

（あとで、シャーロットがエミリー側だった事を知って怒り狂うわけですが）

実の母親ビクトリアより、義父コンラッドの方が愛情は深かったんじゃないかと思います。妻が浮気してできた娘なのに！！！！！

アメリカのドラマ見てると、赤ちゃんの頃から育てた
血のつながりのない親子の、強い強い絆が描かれててその辺日本と違うなーと思います。

一話一殺　←殺してない(笑)
だったシーズン１の前半が一番面白かったかもです。
お父さんが実は生きていた…はいらなかったような…
でないと話続かなかったんでしょうが…

シーズン４の前半、父親がエミリーの事娘とわからないあたりは
つらくて見れなかったんですが、
なんだかんだで、次から次にどうなるの？っという興味をひかれて
見続けました(笑)

最近、草彅剛さんの「嘘の戦争」見て、思い出したのでした！

（2017-05-04）