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「おせっかいを仕事にする」実験「100円感謝」のふりかえり

2024/2/7(水)~2/13(火)までX上で実施した「感謝したらPayPayで100円を送る」企画「100円感謝」の振り返りをしていきたいと思います!

100円感謝はおせっかい(内発的欲求に従って、自分がしたいと思ったから他人に対してすること)をコミュニティメンバー間で行い合い「おせっかいを受けた側が価値を感じたら相手に100円と感謝メッセージを送る」という企画です。

ポイントは「後払い」です。

「これをやったら〇〇円もらえる」ではなく、お金関係なく「やりたいからやる」、もし自分のおせっかいに「人が求める価値」があったなら感謝とお金が後から送られてくる。

これにより、「自分がしたいことでお金をもらえる=仕事になる」という体験ができるのがこの100円感謝の魅力の一つです。

企画を実施したところ想像以上に盛り上がり過ぎて色んな方面に影響を与えてしまい、自分やメンバーに悪影響が及ぶ可能性も考慮して1週間ほどで止めてしまいました。

ただ、感謝の送り合いが頻繁に行われる幸せな循環がコミュニティ内で起こったことに大きな可能性を感じました。

今回は、濃厚な時間を過ごした1週間を振り返ります。そして今回の反省点を次回以降に活かしていきたいと思います。

思い出せる範囲で思うままに書いたので、いろいろ抜けてることもあると思いますが、ご了承ください。

まず最初に言いたいのは、企画を信じて参加してくれたメンバー全員への感謝

100円感謝という「うさんくさい名前の企画」に、少しでも信じて参加してくれたことに感謝しかありません!!

全員に言いたい!!ホントにありがとう(´;ω;`)ウゥゥ

この時参加してくれたメンバーのことを僕は今後もずっと忘れないし、メンバーの誰かが苦しい状況に陥った時にはいつでも力になりたいと思っています!

これだけの人が集まってくれたのは、僕の力では全くなくて、普段からよくXで連絡を取っていた仲間のおかげでした!!

本当にありがとう!!!

仲間の気軽さ楽しさ温かさのおかげで人が集まってくれた

今回、僕が100円感謝で目指した世界は現在の資本主義の問題点を改善して「新しい経済の仕組み」を創ること

よりスキルを持ってる人、お金を持ってる人だけが強い世界ではなく、苦しい状況にある人も救われる世界

この可能性を短い期間でも少しだけ実感できたのが「100円感謝」でした。

※100円感謝企画は私個人の発案であり、自己理解プログラム外の企画となります。
※自己理解メソッドの提供は行っていません。


100円感謝の「より苦しい立場の人」を助ける仕組み

では、苦しい立場の人をどうやって助けるか?

それは、苦しい立場の人でも価値提供をできる仕組みとしました。

具体的には、「困っていることを共有すること」を100円感謝の一番の提供価値と定義しました。

困っていることを共有することで「関わりしろ」が生まれて、困っている人に対して手を差し伸べる人が現れることで「つながり」が生まれるからです。

「困っていることの共有」はコミュニティの「つながり」「動き」を生み出すための「エネルギー」となるのです。

そして、実際に助けを求めてくれた人に対して「価値提供してくれた対価として感謝とお金を送る」ということをしました。

また、基本的に送る金額は一律100円ですが、100円で収まらない大きな感謝を感じた時だけ100円より大きな金額を送る(自身が受けたと感じる価値に応じて、気持ち良いと感じる金額を送る)こととしました。

この延長線上には、現在の資本主義のような超格差社会の「格差」を緩やかにする効果があると考えています。

少し長いですが、その仕組みに関しては下記のツイートにまとめていますので、興味がある方には読んでいただけたら嬉しいです👇

100円感謝は「お金を回すことで新しい価値をどんどん創造する」実験

100円感謝は元々、お金を回すことで新しい価値をどんどん生み出す実験として構想がスタートしました👇

結果として、短い期間ではありましたが、たくさんの「新しい価値」が生まれました!

各々がおせっかいで、得意を活かし、才能を磨きながら「新たな価値」を生み出す様子を見ているだけで幸せ過ぎてこの企画が終わったら死んでも良いと思えるほどでした(´;ω;`)ウゥゥ
※僕は死にましぇんが。

スプシ触るの初めてのメンバーがここまで作ってくれた。才能✨

おせっかいで集めてくれた感謝まとめ👇

「100円感謝」企画の複雑な説明を分かりやすくまとめてくれたスライド👇

100円感謝のシンプルな説明画像👇

100円感謝企画は1週間ほどと短い期間であったにも関わらず、ステキな「新たな価値」が次々に生まれてくる様子に可能性しか感じませんでした!!

おせっかい※最高!!
※内発的欲求に従って、自分がしたいと思ったから他人に対してすること

才能を活かし合い企画を進められたのも良かった!

今回は僕が企画の発案者となり進めさせていただきましたが、僕一人の力では絶対にここまで企画を盛り上げること、進めることはできませんでした。

今回、僕が苦手な「先の問題予測」「参加者の感情察知」「企画のスピード調整」「問題点の早期発見と予防」を得意なメンバーに任せて、主に3人チームで才能を活かしあいながら企画を進める感覚を味わうことができました。

僕からのメッセージ。才能を活かし合った企画運営

全員が自己分析やストレングスファインダーの知識が豊富で、自分の得手・不得手を把握しているからこそ、できた高度な連携だったと思います。

この感覚こそ八木さんの目指す「個性が調和する世界」そのものではないかと感じました。

人は得意なところもあれば、苦手なこともある

生まれながらに☆のように尖っている部分、へこんでいる部分がある

ただし、自分のへこんでいる部分(苦手なこと)は誰かの得意なことであり、「へこんでいる部分(欠点)があるからこそ、補い合い、関わり合うことができる」欠点は「欠かせない点である」のだと実体験できました!!

一人じゃできないことも、仲間と一緒なら実現できる!そんな感覚を得られたことも今回大きな収穫となりました。

苦しいこともありました

100円感謝企画の中では、良いことばかりではありません。中には苦しいこともたくさんありました。

まずは通知の問題

結果として、僕の@メンション付きのツイートに、どんどんツイートを追加してたことが災いして、メンバーに大量の通知がいってしまいました。

僕が気づかないうちに仲間をツイート・通知で疲弊させてしまう事態が起きていたんです。

この問題に僕は気づけず、声を挙げてくれた人、問題にいち早く気づいて指摘してくれた人、問題の具体的な解決策に気づかせてくれた人など、たくさんの仲間のサポートのおかげで気づき、対策を立てることができました。。

ただ、この時は、自分のせいで大切な仲間を疲弊させてしまった。。。とかなり落ち込みました><

ちょうど一番病んでいた時期にした感謝👇

ポジティブに捉えるのであれば、深い自責の念にかられたおかげで仲間が開催している瞑想会やステキな写真の持つ癒し効果に普段より敏感に気づけたことは良かったです。

また、上でも少し書きましたが、100円感謝に対する反響が一気に高まったタイミングで不穏な(この時点ではポジティブかネガティブか分からない)知らせも届きました。

僕は「やりたい」と思ったことをすぐに「始めてしまう」タイプなので、進めていくといつも大体問題にぶち当たります。

この時も、ポジティブな知らせかネガティブな知らせかは分かりませんでした。

しかし、影響が大きくなって来てたことは感じたので、メンバーに迷惑をかけるわけにはいかないという想いからすぐに「100円感謝」企画の一時ストップを決断しました。

中止を決断したツイート👇


コミュニティを運営するという初体験は苦悩の連続・・

気づいたら「コミュニティ」になっていた100円感謝企画。

僕は人に合わせることができず、自分の意志で自分のペースで自分のやりたいように進んでしまいます。

そのため、周りと合わせることが求められるコミュニティは苦手なものであり、コミュニティ運営は疎か、コミュニティに参加することさえやってはいけないことだと決めつけていました。

ところが、期せずしてコミュニティのかじ取りをすることになり、非常に困惑する時期に突入します。

その時のツイートの一部がこちら👇

コミュニティのメンバーに自主的に(内発的欲求に従って)動いてもらいたいという課題と向き合っていた際のツイート

走り始めたコミュニティをノウハウ0で運営するということに焦り・戸惑い・思考錯誤した数日でした。

気付いたら1食も食べてないなんて日もあり、食欲も睡眠欲も失われていくほど「夢中」な時間を過ごしました。。。

不思議なことに「苦手」の中に「やりたいこと」があった

ただ、上記のように苦悩を重ねるうちに「これが本当にやりたいことだったんだ」という感覚が芽生えました。

自分がこれまでの人生で自然とできてきたことではなく、「やりたかったけど上手くできなかった」ことが「本当にやりたいこと」でした。

思い返せば、大学時代のテニスサークルの団体戦でみんなで戦う一体感が自分の人生でも大きな幸福ポイントだったのですが、その想いを封印していたことに気づきました。

「できない = 苦手」と決めつけて避けて来た「コミュニティ」でしたが、「本当にやりたいこと」であれば「できない」からといって避けてはいけなかったのでは?と今は感じています。

そして、できない理由に関しても「理想が高過ぎるため、通常のコミュニティ」が苦手という気づきもありました。

僕の理想はメンバーがみんな自分の内発的欲求(自主的に自分のために~したい)に従って動くコミュニティです。

そのため、普段からコミュニティに参加している際に問題点にばかり目がいき、ストレスを感じていたのですが、

自分で運営することで、「問題点やストレスポイントに気づき、対策を打てる」ため、むしろコミュニティ運営は天職なんじゃないか?という感覚すら湧きました。(一人じゃできないですが・・)

この「できない→やりたくないことでできることに逃げる思考」は八木さんの以下の動画でも話されている内容で、自分もまんまとこの罠にハマってしまっていたと気づきました👇


今後について

今回の100円感謝を実施したことで、問題点がいくつか見つかりました。

ただ、100円感謝自体にはものすごく大きな可能性を感じたため、問題点を改善し、新しいコミュニティを始動させました!

コミュニティ名は「#おせっかいコミュニティ」と言います。

メンバー間でおせっかい(得意)でお互いの弱いところを補い合って自己実現に向かうコミュニティです。

新しいコミュニティに関しては、2024/3/9に始動しました!

おせっかいコミュニティに関しては、ありがたいことに現在定員いっぱいなのですが、毎月初に3名(僕のキャパの問題で)の追加募集をかけさせていただいています!

コアの部分は100円感謝と同じなので、興味のある方はスペース👇のアーカイブを聞いていただけたら嬉しいです。(1時間と長めですが、言いたいことはここに凝縮しています)

一緒におせっかいで価値提供をして徐々に「やりたいことで生きる」世界を目指しましょう!!

かおる

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