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1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

■「自分らしさ」に苦しまないために
 私は、何がしたいんだろう?
 一度でも、そんな事を考えたことはありませんか?
 人と比べて、「何者でもない自分」に絶望した時
 先が見えなくて、「将来が不安」なとき
 就職、転職、結婚、第2の人生 ―――「人生の岐路」に立たされたとき
 今の仕事に「やりがい」を感じられないとき

1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方(西 剛志)

 自分らしさって何なんでしょうか。日ごろはそんなことを感じることはあまりないと思います。けど、ふとした時に感じる空虚感というのを経験した人は少なからずいるのではないでしょうか。そんな人の心をノックするかのようなまえがきですね。

本書の内容

「夢」として語られる「手段」

 この数年、「やりたいことを見つける」とか「才能を見つける」といった本がとても増えています。それらの多くは、質問を重ねて、感じることをピックアップしていくような感じ。どれも違う質問ではあるのですが、今一つしっくりこないのが私の印象。たぶん、そんなに深くないレベルであればどれもそれなりに自分の想いが明らかになろうかと思います。

 本書の特徴的な部分は、例えば野球選手になりたいとか、そういう希望にフォーカスするわけではないこと。大事なのは、野球選手になって活躍した時に、「どんな感情になるのか」という事を重視しています。
 なるほどです。野球選手とか、サッカー選手とかっていうのは、手段であって、その先にある感情を見る、というのは理にかなっているように感じられます。

理性ではなく直感を

 自分の将来のみならず、人は考えすぎると正しい答えを出しにくくなるそうです。実際にそんな実験があるようで、変に情報があると、理性に傾いて上手く判断できなくなります。だからむしろ直観を大事にすることを本書ではすすめています。
 好きという主観的感情と、直観という客観性のなさげな決定手段。そういったことから自らの屋いたいことを明らかにしていきます。ワークがいくつかありますが、動詞に着目するなど、今まであまり見かけなかった切り口のものが多いです。
 個人的には、ここ数年で読んだ「やりたい事発掘本」の中ではぴか一の一冊だと感じました。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。
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ちなみに私はこんな本書いている人です。


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