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嫌なこと全部やめたらすごかった

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

「今の自分に点数をつけるとしたら何点ですか?」

 もし28歳の頃の私が、誰かにそう質問されたとしたら、
「う~ん……だいたい70点くらいかな……」
 って、モジモジしながら答えたと思います。
 以前の私は自分の事を「外見も内面も人並み以下な、少し残念な 女性」と認識していました。だからその私が70点も取れるなんて、十分すぎるくらい十分だしって。

嫌なこと全部やめたらすごかった(片桐あさぎ)

 圧倒的に優秀というわけでもないけど、ダメダメでもない。そんな自分評から入って、この後、自分はすごいことになっちゃった、というセールスレター的展開に至るまえがき。

 月に8日だけ働いて、年収はかつての10倍。理想の男性と結婚して今もラブラブ。圧倒的な変化の元になったのは、単なる考え方を変えただけ、と言います。

 読み始めた私は、なんとキラキラ起業女子、とか思ったけど、実は中身はかなり理にかなっていると思いました。主に、働く女性に向けられた本書、男性のワタシが読んでもとても興味深かった内容でした。

本書の内容

著者が上手くいった方法

 本書の内容は、なかなか生活や婚活が上手くいかなかった著者が、全て上手くいくようになった方法を提示しています。実は、お子さんがいらっしゃるのですが、育児は自分がつかれない範囲でだけ。掃除・洗濯・洗い物は、週に二回の家事代行さん頼む。料理は作りたいときだけで、月に1~2回。食事は基本、外食かデリバリー。娘さんの食事は手のかからないもの。その合間に飲みに行ったり旅行したり……。
 なんだか、他人事ながら、こんな主婦だと、色々問題あるんじゃないかなー、と心配しながら読み進めるんですが、本書の主張はある意味わかりやすい。それをシンプルに要約すると以下の通りになるかと思います。

●女はいつもご機嫌でいれば、男は喜ぶ。
●男は、女の役に立ちたいと思っているから、しっかり頼ればいい。

 とくに、男の前では、常にご機嫌であれ、というのがとても大事だと言います。そのためにも、著者は嫌なことをやらないのだそうです。

ご機嫌でいるための工夫

 冒頭であった、育児も、家事もやりすぎず、好きな時だけやる。これって、従来の考え方だと、妻失格って言われそうです。けど、著者は、とにかくご主人の前でご機嫌でいるという事を最優先した結果、旦那さんとはとてもうまくいっているし、自分の事を大事にしてくれるといいます。
 たまたまよくできた旦那さんだったのかと言えば、著者は色んな女性に自分の生き方を指導されているようです。それはそこそこ再現性があるようですから、興味深い。男性である私自身もこれを読みながら、なるほど、と唸ってしまいました。
 嫌な家事をするぐらいなら、月5万円くらいは自分が興味を持てる仕事をして稼いでくる。そのお金で家政婦を雇えばいい、というのが著者のシンプルな主張。早い話が、人生の日々の暮らしの中の優先順位をキッチリつけている、という事なんでしょうね。

 細かいノウハウもたくさんありますから、関心のある方は是非ご一読ください。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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ちなみに私はこんな本書いている人です。



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