サービスの成長は物理法則を参考にするとうまくいくかもしれないって話

こんにちは、デジタルレシピCTOの古川(@sho_furu)です。

今日は社内で、サービスの立ち上げについての雑談からそのときに話したことをピックアップしてメモしたいと思います。

(ちょっと物理ぽい用語が出てくるんですが、自分は特に専門家というわけではなく、あくまでもイメージとしてわかりやすくなるかなあという気持ちで例として出しているだけなので、厳密な意味での定義違いなどは許してください)

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基本的に人間は楽する方向に流れる。
これは人間に限った話ではなくて、この世の中に存在する物質に対する、物理法則としてそういうものだと思います。(エントロピー増大則)
そして一度楽な方向に進むとそのまま惰性で同じ方向に進み続けてしまう。(慣性の法則)
多分これは、貧富の差がより拡大するK字型経済にも現れています。(お金持ちはさらにお金持ちになり、そうではない人はより貧しくなっていってしまう)

日本の場合は相続税最大55%とっているのでまだマシだが、例えばタイでは2016年まで相続税がなく、拡大する方向に歯止めがかからかなった(現在は最大10%かかる)

話を戻すと、要は
・自分を律して自己管理、自己成長するのって難しいよね
・そして一度サボっちゃうと、クセになってなかなか抜け出すって難しいよねえ
ということです。

サボる、怠けるというと悪いことのように聞こえるかもしれないけど、最初に言ったようになんらかの力が加わらない限り楽する方向、怠ける方向に進むものなのです。

サービスの提供者としての心構え

サービスを提供するときには、この1と2が複合的に発生しているユーザーに最初にアプローチすることが大事なんだと思う。

まず前提として、人間はサボるもの、マニュアルやヘルプページは読まない、わからなくてもお問い合せすることなどなくただ使うことを止めるだけ、ということをサービス提供者であるなら理解しないといけない。

そのために、何も考えずにぽちぽちするだけで、利用者が満足する体験を提供しなければいけない。
もちろん、これを悪用したダークパターン、つまり、ユーザーを支配して、望む結果へ誘導するようなサービスの設計も存在しており、ここでは割愛するが、それは運営者の倫理に依存する。(これも語りたいので別記事で書きます)

そして人間がエントロピー増大則に立ち向かうときにはエネルギーが必要になる。そのエネルギーは大きく2つに分けられると思っています。

1、内的な力:自分、または身近な人に大きな出来事が起こるなど(失恋、病気、裏切り、結婚、大きなライフイベントなど)
2、外的な力:この資格をとらないと仕事をクビになる、TOEICで〇〇点以上取らないと昇級できない、信頼している人に熱烈に勧められるなど。

といったものがあります。

そして、サービスを提供する側の人間(起業家)ってざっくり2種類いると思っています。

1、自分の原体験(めっちゃ嫌だったことやめっちゃ嬉しかったこと)を元にしてそれを再現するシステムを作りたい人
2、トレンドに乗ってビジネスをゲームとして楽しみたい人

どっちがいいとか、悪いって話では決してないです。
この手の話で「起業には原体験が必要か?」みたいな議論があると思いますが、ユーザーを動かすのに大きな熱量が必要なものには、原体験があった方がうまくいきやすいし、そこまで熱量は必要ない状況ならなくてもいい、という話しなんだと思います。

終わりに

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