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ごんすけ、女子プロレスを語るってよ。(OZアカデミー編)

こんにちは。
ごんすけです。

女子プロレス団体OZアカデミー。
面白くて侮れない。
そんな話。
(/・ω・)/

ちょっと前に体調を崩していたごんすけ。
最近、その際に溜まった日常生活のタスクを処理中です。
そんな中。
CSチャンネルのGAORAで放送されているOZアカデミーの中継をまとめて観ました。
去年の12月の奴と、今年の4月の奴。
…あれ?
こんなに面白かったっけ?
結構選手が揃ってます。
若い選手も増えてます。
以前よりも活気づいてます。
Σ(゚Д゚)おおぉ。


〇OZアカデミーって何?

ごんすけが推している東京女子プロレスでもおなじみの選手が活躍するOZアカデミー(以下、OZ)。
アジャ様ことアジャ・コング選手、水波綾選手、ラム会長
更には、東女出身の優宇選手も活躍しています。
東女と同系列のDDTにも上がったことのある選手も多くみられます。
実質、東女やDDTと同じサイバーファイト傘下です。
…いいえ、違います。
OZは尾崎魔弓選手を中心とする独立団体。
1996年に結成されたヒールユニットを母体に2006年に発足した女子プロレス団体です。
団体としては17年。
ユニット結成からは27年の超老舗だぜ。
( ゚Д゚)

〇チャンピオンAKINO選手が生み出す勢い

団体に勢いを感じた理由がチャンピオンのAKINO選手と、若手のトーナメント。
AKINO選手とは…。
一億年と二千年前から愛してる歌手。

ではなくて…。
蹴りを主体としたオールラウンダーのベテラン選手。
ボーイッシュなルックスと、鍛え上げられた肉体が魅力な選手なのですが…なんと御年49歳。
今年10月には50歳の半世紀人。
しかしながら年齢を感じさせないパフォーマンスは圧巻。
なんなら、十数年前のAKINO選手と比べてもキレが増しているとさえ感じました。
\(≧◇≦)/

AKINO選手の動きの良さもさることながら…。
試合の組み立ても上手くなっている。
蹴りを主体とする選手は、よほど試合運びが上手くない限り、試合が単調になりがちです。
AKINO選手と似たタイプだった前川久美子選手なんかも、試合に起伏を付けられる技術習得に時間がかかっていた印象です。
そんなAKINO選手も気づけば大ベテラン。
試合の起承転結に蹴りをうまく活かします。
(*´ω`*)

〇技の出し方は大きく分けて二種類

蹴り技は、同じ打ち方を繰り返せば、実に単調でつまらん技です。
もちろん勝ちにこだわれば、それでいいのかもしれません。
しかし、蹴り技はどんなシチュエーションにも合わせられる万能兵器。
上手く使えば、この上なく起伏に富んだ展開を生み出せます。
それを知るために覚えてほしいのが…。
プロレスの技には大きく分けて、二種類の技があります。

・技に合わせてシチュエーションを作る技
例えば武藤敬司さんの必殺技ムーンサルトプレス。
相手をリング中央で大の字にさせて、コーナーポストを駆け上がり宙返りして飛びながら相手に圧し掛かります。
相手がリング中央で大の字になるシチュエーションが大前提。
それ以外の場面では出せません。
だから、強引にでも相手をリング中央で大の字にしなければなりません。
これが技に合わせてシチュエーションを作る技の弱みです。

・シチュエーションに合わせて繰り出す技
蹴り技はこれに含まれます。
相手と向かい合った姿勢でも、相手が背中を向けていても蹴れます。
相手が寝ていても、何なら自分が寝ていても相手を蹴れます。
相手がコーナーポストの上だろうが、何処に居ようが足を振れば蹴れるんです。
これがシチュエーションに合わせて出せる技の強みです。
( ・`д・´)

〇衰え知らずの五十路チャンピオンAKINO選手

AKINO選手は場面展開ごとに蹴りを使い分け、関節技に引き込んだりと老獪なテクニックを見せます。
テクニックは老獪なのですが、鍛え上げられた肉体は若々しく、スピーディーな動きで、年齢は一切感じられません。
派手な投げ技や、危険な攻防は殆どありませんが、華やかで明るさを感じさせるプロレスでした。
AKINO選手に限らず、依然と比べてOZの試合に危険な技が減ったというか、まったく見なくなった印象です。
超ベテランが増えたから?
トーナメントが開けるくらい若い選手が増えたから?
最近のプロレスのトレンドを追って?
それとも、女子団体の盟主スターダムに対するアンチテーゼ?
( ´・ω・)ううん?

(ちょっと、スターダムに対しては、かなり以前から思うところがあったので合わせて文章を書きましたが、長くなったので分割して明日に回します)

〇系譜される打撃主体の闘い方

最近は蹴りを主体とする選手も、単調にならない試合の組み立てが若いうちから出来ている気がします。
マーベラスの彩羽匠選手は特に凄いね。
もしかすると、前川選手とかAKINO選手とか先人たちの積み重ねが何らかの形で継承されているのではないでしょうか。
それとは別に、鎖国状態の東女で育った山下美憂選手は独自の進化をしていますが、それは別の話。


〇まとめ

流血試合があったものの、かつてのOZと比べると過激さは少なめ。
その反面、華麗さや華やかさはマシマシ。
なぜOZがこんなにも長く愛される団体なのか。
それは変化を恐れず常に新しさを提供できるからではないでしょうか。
変われる勇気が、変わらないファンの愛を生み出している。
ごんすけ、そう思うのです。
(=゚ω゚)ノ

最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、また。