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読書記録『動物心理学入門』

今日から読んだ本を記録することにしました。
自分用のメモです。


書誌情報
『動物心理学入門-動物行動研究から探るヒトのこころの世界』
$${\textit{ Introduction to Animal Psychology: Human Mind Unraveled by Animal Research}}$$
監修:日本動物心理学会
編者:小川園子・富原一哉・岡田隆
出版:有斐閣
2023年7月15日


本書の特徴
心理学や動物行動学を学んだことのない人を想定読者としているため、記述は平易明瞭で求められる背景知識もない。
7つの章から構成され、37名もの編者と執筆者による著作であるため、動物心理学について幅広くカバーしている。目次を見て関心のある章から読み始めてもよい。
そのような内容がわずか130に満たないページに収録されているため、専門的な部分には深入りすることはなく、一度に全部読もうとしてもすぐに終えることができる。
より詳しい内容を求める読者のためには、参考図書案内や文献表が用意されている。
以上、入門者ないし初学者のために書かれているが、学習経験者にとってもすばやく復習する必要があるときに一読したり、あるいはどの研究がどの文献に記載されているかを思い出すために使ったりすることができるかもしれない。

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