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【読書録】777/伊坂幸太郎著


あらすじ

伊坂作品、殺し屋シリーズ第4作。(グラスホッパー→マリアビートル→AX)
舞台は高級ホテル、パレスティンホテル。運のない(ある意味、ある)殺し屋・七尾(通称:天道虫)と、記憶力が良すぎるために命を狙われることとなった紙野結花を中心に物語が動く。

感想

伊坂さんらしい、ミステリー作!読みながら展開を想像していたが、一部当たっている所もあるもののやはり、ラストに向かって次々と驚きが出てくる面白さがたまらなかった。七尾と紙野結花が出会ってからの展開の疾走感、細かな描写、伏線、、さすがの伊坂ワールド。いつもの如く頭の中で場面を思い描いて、映像化する時の楽しみを蓄える。特に好きで印象的に残ったのは、乾の過去の話と、ソーダとコーラの狛犬の話。


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